Exness(エクスネス)では、ゼロ口座とロースプレッド口座を利用した場合に、スプレッドとは別に取引手数料が発生します。
スタンダード口座、スタンダードセント口座、プロ口座には別途の取引手数料がありませんが、売買にかかる費用が全て無料になるわけではありません。
ゼロ口座とロースプレッド口座の手数料は、口座タイプだけでなく金融商品や取引ロット数によって変わります。
注文開始分と決済分の往復手数料は、注文を開いた時点でまとめて徴収される仕組みです。
この記事の結論
- 取引手数料が発生するのはゼロ口座とロースプレッド口座
- ゼロ口座は1ロット片道0.05USDから
- ロースプレッド口座は1ロット片道0~3.50USD
- 往復分は注文を開いた時点でまとめて徴収される
- 金融商品ごとの金額は契約仕様や計算機で確認する
契約仕様などに表示される片道手数料から実際の負担額を求める場合は、片道金額を2倍して取引ロット数を掛けます。
1ロット未満の注文でも、手数料はロット数に比例して計算されます。
口座を選ぶ時は取引手数料だけを比べず、注文時のスプレッドを加えた総取引コストを確認してください。
ポジションを翌日へ持ち越す場合は、スワップや管理手数料が加わる可能性もあります。
実際の金額は、取引する金融商品を選択したうえで、契約仕様またはトレーディング計算機から注文前に確認しましょう。
この記事では、口座タイプ別の取引手数料、片道と往復の違い、ロット数別の計算方法、徴収されるタイミング、スプレッドを含めた総コストの考え方を解説していきます。
Exnessで取引手数料が発生する口座タイプ
Exnessの口座タイプは、スプレッドとは別に取引手数料が設定される口座と、別途の取引手数料がない口座に分けられます。
ゼロ口座とロースプレッド口座では金融商品ごとのコミッションを確認する必要があり、スタンダード口座、スタンダードセント口座、プロ口座では主な売買コストがスプレッドとして発生します。
口座名だけを見て負担額を判断するのではなく、同じ金融商品とロット数を前提に、取引手数料とスプレッドの両方を比べることがポイントです。
口座タイプ別の取引手数料を一覧で整理して紹介すると、
| 口座タイプ | 取引手数料 |
| スタンダード口座 | なし |
| スタンダードセント口座 | なし |
| プロ口座 | なし |
| ゼロ口座 | 1ロット片道0.05USDから |
| ロースプレッド口座 | 1ロット片道0~3.50USD |
ゼロ口座とロースプレッド口座の金額は、全金融商品へ一律に適用されるものではありません。
取引する金融商品によって、1ロットあたりの片道手数料が異なります。
「取引手数料なし」は別途のコミッションがないという意味であり、スプレッドを含む全ての売買コストが無料になるわけではない点に注意してください。
ゼロ口座とロースプレッド口座では、契約仕様に表示された片道金額を基に、往復分と取引ロット数を反映して計算します。
スタンダード系口座やプロ口座についても、注文時のスプレッドを確認してから、実際の取引コストを判断しましょう。
ゼロ口座は金融商品ごとに片道手数料が設定される
Exnessのゼロ口座では、スプレッドとは別に取引手数料が発生します。
最低額は1ロットあたり片道0.05USDからですが、全金融商品に同じ金額が設定されているわけではありません。
金融商品ごとに片道手数料が異なり、取引するロット数が増えると手数料も比例して増加していきます。
注文を開始する時と決済する時の両方向に対して発生するため、実際の負担額は往復分で考えてください。
ゼロ口座の手数料について確認したいポイントは、次のとおりです。
ゼロ口座の取引手数料
- 取引手数料は1ロット片道0.05USDから
- 0.05USDは全金融商品共通の金額ではない
- 金融商品ごとに片道手数料が設定される
- 手数料は取引ロット数に比例する
- 注文開始分と決済分の両方に対して発生する
例えば、契約仕様で片道0.05USDと表示される金融商品を1ロット取引する場合、往復手数料は0.10USDです。
0.1ロットなら、その10分の1となる0.01USDで計算してください。
片道金額だけを見ると負担が小さく見えても、複数の注文を繰り返した場合は、注文ごとに往復手数料が加算されます。
ゼロ口座の手数料を計算する時は、対象となる金融商品の片道金額を確認してから、2倍して往復分を求めましょう。
ゼロ口座はスプレッドが0.0pipsから設定されていますが、全ての金融商品が常に0pipsになるわけではありません。
取引手数料だけでなく、注文時のスプレッドも確認する必要があります。
第三者サイトの一覧表には古い金額が残っている場合があるため、金融商品ごとの最新手数料はExnessの契約仕様を優先してください。
ゼロ口座の取引条件やスプレッドの特徴は、Exnessのゼロ口座の特徴と取引条件で詳しく解説しています。
ロースプレッド口座は1ロット片道最大3.50ドル
Exnessのロースプレッド口座では、1ロットあたり片道0~3.50USDの取引手数料が設定されています。
3.50USDは片道の上限額であり、全金融商品に同じ金額が適用されるわけではありません。
対象となる金融商品ごとに手数料が設定され、往復分は契約仕様に表示された片道金額の2倍です。
1ロット未満の注文でも、実際の取引ロット数に比例して計算されます。
ロースプレッド口座の手数料は、次の点を確認してください。
ロースプレッド口座の取引手数料
- 1ロット片道0~3.50USD
- 3.50USDは片道手数料の上限
- 金融商品ごとに手数料が異なる
- 往復手数料は片道金額の2倍
- スプレッドと取引手数料の両方が発生する
例えば、片道3.50USDが設定された金融商品を1ロット取引する場合、往復手数料は7.00USDです。
5ロットなら35.00USDとなり、売買回数が増えれば合計負担も大きくなります。
片道手数料が3.50USD未満の金融商品もあるため、上限額だけで全ての取引コストを計算してはいけません。
ロースプレッド口座の実際の負担額は、金融商品ごとの片道手数料と注文時のスプレッドを合算して確認します。
口座名に「ロースプレッド」と付いていても、売買コストがゼロになるわけではありません。
スプレッドが狭い場面でも、別途の取引手数料が発生します。
同じ金融商品、同じロット数、同じ売買回数を前提にしなければ、他の口座タイプと正確に比較することはできません。
ロースプレッド口座の特徴や利用時の注意点は、Exnessのロースプレッド口座の取引条件で確認してください。
スタンダード・スタンダードセント・プロ口座は取引手数料無料
スタンダード口座、スタンダードセント口座、プロ口座には、ゼロ口座やロースプレッド口座のような別途の取引手数料が設定されていません。
売買時の主な取引コストは、買値と売値の差であるスプレッドとして発生します。
取引手数料がないため計算項目は少なくなりますが、売買コストそのものがなくなるわけではありません。
注文時のスプレッドが広がれば、取引開始直後の含み損も大きくなります。
3つの口座を確認する時のポイントは、次のとおりです。
取引手数料がない口座の確認事項
- 別途の取引手数料は設定されていない
- 主な売買コストはスプレッドとして発生する
- 手数料がなくても取引コストはゼロにならない
- プロ口座が必ず最も安くなるとは限らない
- 同じ金融商品とロット数で総コストを比較する
スタンダードセント口座も別途のコミッションはありませんが、取引単位や利用目的が他の口座と異なります。
手数料の有無だけを理由に口座タイプを選ぶのは避けましょう。
プロ口座についても、スプレッドや約定時の市場状況によって実際のコストが変わります。
口座名だけで負担が小さいと判断することはできません。
取引手数料がない口座同士を比べる時は、同じ時間帯のスプレッドと予定する取引量を確認してください。
取引回数が多い場合は、1回ごとの差が小さくても、一定期間の合計コストに影響します。
最低入金額や約定方式などの詳細条件は、取引手数料とは別の判断項目です。
利用する金融商品や取引方法に合わせて、必要な口座条件も確認しておくと安心です。
5種類の口座タイプをまとめて比べる場合は、Exnessの口座タイプの違いと選び方を参考にしてください。
金融商品ごとの手数料は契約仕様で確認する
ゼロ口座とロースプレッド口座の取引手数料は、口座タイプを選択しただけでは確定しません。
実際に取引する金融商品を選び、契約仕様に表示される手数料を確認する必要があります。
確認する時は、口座タイプ、金融商品、手数料の表示単位を確認します。
片道金額として表示されている場合は、その金額を2倍して往復分を計算してください。
契約仕様で確認する流れは、次のとおりです。
金融商品ごとの手数料を確認する手順
- パーソナルエリアへログインする
- 契約仕様を開く
- 対象となる金融商品を選ぶ
- ゼロ口座またはロースプレッド口座の手数料を確認する
- 片道手数料を基に往復分を計算する
画面の構成やメニュー位置は変更される場合があるため、特定の階層だけを前提にせず、契約仕様または金融商品の詳細画面を探してください。
確認した金融商品名と口座タイプが、実際に注文する内容と一致しているかも見直します。
契約仕様では金額だけでなく、片道手数料として表示されているか、往復分まで含まれているかを区別しましょう。
古い手数料一覧や第三者サイトの固定値は、現在の金額と異なる可能性があります。
注文前に確認した時点の最新表示を優先してください。

契約仕様で片道手数料を確認できたら、取引ロット数を反映して往復分を計算してください。
口座通貨がUSD以外の場合は、表示や徴収時に換算が行われる可能性も確認しておきましょう。
Exnessの取引手数料を計算する方法
Exnessの取引手数料は、契約仕様に表示される1ロットあたりの片道手数料を基に計算します。
実際の負担額を求めるには、片道金額を2倍して往復分へ直して、取引ロット数を掛けてください。
ゼロ口座とロースプレッド口座では、金融商品によって片道手数料が異なります。
同じ口座タイプでも一律の金額にはならないため、取引する金融商品を選んでから計算する必要がある点に注意してください。
手数料を確認する時は、片道か往復か、1ロットあたりか注文全体かを区別しましょう。
注文開始分と決済分の往復手数料は、注文を開いた時点でまとめて徴収されます。
決済時に同じ往復手数料がもう一度引かれるわけではありません。
ロット数別の金額は、契約仕様の片道手数料を使って計算することができます。
注文前にトレーディング計算機を利用すると、取引手数料と必要証拠金などを同時に確認できます。
片道手数料を往復分にしてロット数を掛ける
Exnessの取引手数料を計算する時は、最初に対象となる金融商品の1ロットあたりの片道手数料を確認します。
片道とは注文開始または決済の一方向を指し、往復は注文開始と決済の両方を合計した金額です。
実際の注文で発生する取引手数料は、次の計算式で求められます。
往復の取引手数料を求める計算式
往復の取引手数料=1ロットあたりの片道手数料×2×取引ロット数
例えば、片道手数料が1ロットあたり3.50USDの金融商品を1ロット取引する場合は、3.50USD×2×1ロットで、往復手数料は7.00USDです。
0.1ロットの場合は1ロット手数料の10分の1、5ロットの場合は5倍になります。
1ロット未満の注文でも、取引ロット数に比例して計算してください。
契約仕様の片道金額をそのまま実際の負担額と考えず、必ず往復分へ直してからロット数を掛けます。
同じ口座タイプでも、金融商品が変わると片道手数料が異なる場合があります。
以前取引した銘柄の金額を、別の金融商品へそのまま当てはめないでください。
口座通貨がUSD以外の場合は、手数料の表示や徴収時に換算が行われる可能性があります。
日本円での概算だけでなく、実際の口座通貨で表示される金額も確認しましょう。
計算結果は注文前の目安として利用して、最終的な金額は契約仕様またはトレーディング計算機で確かめてください。
取引手数料は注文を開いた時に往復分が徴収される
Exnessのゼロ口座とロースプレッド口座では、注文を開いた時点で、開始分と決済分の往復手数料がまとめて徴収されます。
注文時に片道分だけが引かれ、決済時に残りの片道分が徴収される仕組みではありません。
注文を開いた時点で往復分の取引手数料が徴収されるため、口座の残高や有効証拠金にも影響します。
取引手数料は、取引履歴やCommission欄に表示された金額を確認してください。
徴収の流れは、次のようになります。
取引手数料が徴収される流れ
- 取引する金融商品とロット数を決める
- 注文を新規で開く
- 開始分と決済分の往復手数料がまとめて徴収される
- 往復分の取引手数料が口座へ反映される
- 注文を決済しても同じ往復手数料は再徴収されない
複数の注文を出した場合は、注文ごとに往復手数料が発生します。
1回の注文額が小さくても、売買回数が増えると期間全体の手数料負担は大きくなります。
注文直後は、スプレッドによる含み損と、別途徴収されたCommissionを分けて確認してください。
同じロット数でも、注文を1つにまとめる場合と複数に分ける場合では、注文管理の方法が異なります。
合計ロット数が同じであれば、片道手数料が同一の金融商品では基本的に合計手数料も同じ計算になります。
決済時には、新たに同じ往復分が差し引かれるわけではありません。注文履歴を確認する際は、手数料の徴収日時と注文開始時刻を照合しましょう。
損益計算では、値幅による利益や損失だけでなく、取引手数料とスプレッドの両方を含める必要があります。
0.1ロット・1ロット・5ロットの手数料を計算する
取引ロット数が変わると、往復手数料も比例して増減します。
ここでは、ゼロ口座の最低手数料である片道0.05USDと、ロースプレッド口座の上限である片道3.50USDを使って計算します。
いずれも計算方法を確認するための例であり、全金融商品に同じ手数料が適用されるわけではありません。
| 片道手数料 | 0.1ロット往復 | 1ロット往復 | 5ロット往復 |
| 0.05USD | 0.01USD 約2円 | 0.10USD 約16円 | 0.50USD 約80円 |
| 3.50USD | 0.70USD 約112円 | 7.00USD 約1,120円 | 35.00USD 約5,600円 |
日本円は1USD=160円として換算した目安です。
実際の円換算額は、口座通貨や換算時のレートによって変わります。
片道0.05USDの場合、0.1ロットの往復手数料は0.05USD×2×0.1で0.01USDです。
5ロットでは0.05USD×2×5となり、0.50USDになります。
ロット数が10倍になれば手数料も10倍になるため、注文前に予定する取引量を当てはめて確認しましょう。
片道3.50USDの場合は、0.1ロットでも往復0.70USDです。
売買回数を重ねる場合は、1回分だけでなく、予定する注文回数を掛けた合計額も確認してください。
ゼロ口座の片道0.05USDは最低額を使った例であり、他の金融商品では異なる金額が設定される場合があります。
ロースプレッド口座の片道3.50USDも上限額による例です。実際に取引する金融商品の手数料は、契約仕様や計算機の最新表示を優先してください。
トレーディング計算機で注文前に確認する
Exnessのトレーディング計算機を使うと、口座タイプ、金融商品、ロット数などを指定して、注文前に取引手数料を確認することができます。
自分で計算した金額を確認したい時や、複数の金融商品を比べる時にも利用できます。
計算機では取引手数料だけでなく、必要証拠金、スプレッドコスト、スワップ、pip価値なども同時に表示されますので、注文内容を決める際に役立ちます。
確認手順は、次のとおりです。
トレーディング計算機の使い方
- トレーディング計算機を開く
- 口座タイプを選ぶ
- 口座通貨を選ぶ
- 金融商品を選ぶ
- 取引ロット数を入力する
- 必要に応じてレバレッジを選ぶ
- Commission欄で取引手数料を確認する
入力する口座タイプや金融商品を間違えると、実際の注文とは異なる手数料が表示されます。
取引予定の口座と銘柄が一致しているか確認してください。

計算結果を見る時はCommission欄だけでなく、スプレッドコストやスワップなどもあわせて確認しましょう。
スプレッドコストは過去の平均値などを基に表示される場合があり、実際の注文時のスプレッドとは異なる可能性があります。
表示された取引手数料も、口座通貨によって換算される場合があります。
計算機の通貨設定と実際の取引口座の通貨が一致しているか見直してください。
計算機の機能や必要証拠金などの確認方法は、Exnessのトレーディング計算機と取引ツールで詳しく解説しています。
取引手数料は金融商品とロット数によって異なります。
口座開設後は、注文前に契約仕様やトレーディング計算機の最新表示を確認してください。
Exnessの取引コストは手数料とスプレッドで判断する
Exnessの売買コストは、取引手数料の金額だけでは判断できません。
ゼロ口座とロースプレッド口座では、往復の取引手数料に注文時のスプレッドコストを加えて確認する必要があります。
スタンダード口座、スタンダードセント口座、プロ口座では、別途のコミッションが設定されておらず、スプレッドが主な売買コストです。
ポジションを翌日以降へ持ち越す場合は、スワップや管理手数料が加わる可能性もあります。
口座タイプの名称や片道手数料だけを比べず、同じ金融商品、ロット数、売買回数を前提に総額を確認しておきましょう。
主な取引コストの内訳は、次のとおりです。
| コスト | 発生する場面 |
| スプレッド | 注文時 |
| 取引手数料 | ゼロ口座・ロースプレッド口座 |
| スワップ | 翌日へ持ち越す場合 |
| 管理手数料 | 対象者の持ち越し注文 |
| 外部の決済費用 | 決済事業者などが設定する場合 |
短時間で決済する取引では、往復手数料と注文時のスプレッドが主な確認項目です。
持ち越す予定がある場合は、スワップや管理手数料の有無も見ておく必要があります。
スプレッドは市場状況によって変動するため、過去の数値や記事内の固定値だけで実際の負担額を決めることはできません。
取引コストは、予定する金融商品とロット数を入力して、注文する時点の条件で確認しましょう。
トレーディング計算機では、取引手数料だけでなく、スプレッドコストやスワップポイントも確認できます。
最終的には注文画面の表示も見て、予定していたコストと大きな差がないか確かめてください。
ゼロ口座も全ての銘柄が常に0pipsではない
Exnessのゼロ口座はスプレッドが0.0pipsから設定されていますが、全ての金融商品が常に0pipsで取引できるわけではありません。
実際のスプレッドは、金融商品、市場の流動性、相場の変動状況などによって変わります。
スプレッドが0.0pipsとなっている時間帯でも、金融商品ごとに設定された取引手数料は別途発生します。
ゼロ口座という名称だけを見て、取引コスト全体がゼロになると判断しないでください。
ゼロ口座の総取引コストは、次の式で考えます。
ゼロ口座の総取引コスト
総取引コスト=往復の取引手数料+注文時のスプレッドコスト
例えば、注文時のスプレッドが0.0pipsでも、対象金融商品に片道手数料が設定されていれば、注文を開いた時点で往復手数料が徴収されます。
ゼロ口座では、0.0pipsという表示と取引手数料の有無を分けて確認してください。
取引手数料が低い金融商品でも、注文時のスプレッドが広がっていれば総コストは増加します。
経済指標の発表前後や市場の流動性が低い時間帯などは、通常よりスプレッドが変動する可能性があります。
特定の時間帯や対象金融商品を一律に断定することはできない点に注意が必要です。
実際に注文する時は、契約仕様で片道手数料を確認したうえで、取引画面に表示されるスプレッドを見てください。
取引後の損益を確認する際も、値動きによる損益だけではなく、注文時に徴収された往復手数料を含めて判断しましょう。
ロースプレッド口座はスプレッドと手数料を合算する
Exnessのロースプレッド口座では、0.0pipsからのスプレッドに加えて、金融商品ごとの取引手数料が発生します。
1ロットあたりの片道手数料は0~3.50USDですが、全金融商品へ上限額が適用されるわけではありません。
スプレッドが狭い場面でも、往復手数料を加えると負担額が変わります。
片道手数料だけを見て、他の口座タイプより取引コストが低いと判断しないでください。
ロースプレッド口座の総コストは、次の式で確認します。
ロースプレッド口座の総取引コスト
総取引コスト=その時点のスプレッドコスト+往復の取引手数料
実際のスプレッドは注文する時点で変動するため、固定したpips数を使った計算だけでは正確な負担額を求められません。
ロースプレッド口座を比較する時は、同じ金融商品とロット数でスプレッドと往復手数料を合算してください。
取引ロット数が増えると手数料も比例して増加します。
さらに売買回数が多くなれば、1回ごとの差が小さくても一定期間の合計負担は大きくなる点に注意が必要です。
注文を複数回に分けた場合も、各注文のロット数に応じて手数料が発生します。
予定している合計ロット数と注文回数を確認しておきましょう。
同じ金融商品でも、市場状況が異なればスプレッドも変化します。
過去の取引結果を次回の注文へそのまま当てはめないでください。
契約仕様で金融商品ごとの片道手数料を確認して、注文画面または計算機に表示されるスプレッドコストと合わせて判断します。
手数料無料の口座でもスプレッドは発生する
スタンダード口座、スタンダードセント口座、プロ口座には、スプレッドとは別に徴収される取引手数料がありません。
買値と売値の差であるスプレッドは発生するため、売買コストが全て無料になるわけではない点に注意してください。
注文を開いた直後に含み損が表示されるのは、主にスプレッドが反映されるためです。
スプレッドの幅は金融商品や市場状況によって変わり、同じ口座でも常に一定ではありません。
手数料無料の口座では、次の点を確認してください。
手数料無料の口座で確認すること
- 無料になるのは別途の取引手数料
- スタンダード系口座やプロ口座でもスプレッドは発生する
- スプレッドは市場状況によって変動する
- プロ口座が必ず最も低コストになるとは限らない
- 注文時の実際のスプレッドを確認する
口座タイプを比べる時は、取引手数料の有無だけではなく、同じ金融商品の注文時にどの程度のスプレッドが表示されるか確認します。
別途の取引手数料がない口座では、スプレッドが実際の売買コストを判断する主な項目になります。
プロ口座は取引手数料が設定されていませんが、全ての金融商品や時間帯で他の口座より負担が小さくなるとは限りません。
予定する取引ロット数や売買回数が多い場合は、わずかなスプレッド差でも期間全体のコストに影響します。
注文を翌日以降へ持ち越す時は、スプレッドに加えてスワップなどが発生する可能性も確認してください。
スプレッドの仕組みや口座タイプごとの違いは、Exnessのスプレッドと変動する時間帯で詳しく解説しています。
金融商品・ロット数・売買回数で総コストが変わる
Exnessの総取引コストは、選択した口座タイプだけでは確定しません。
金融商品ごとの手数料、取引ロット数、注文回数、注文時のスプレッドなどを組み合わせて確認する必要があります。
ポジションの保有時間もコストへ影響します。
短時間で決済する場合と翌日以降へ持ち越す場合では、スワップポイントや管理手数料を確認する必要性が異なる点に注意してください。
主な確認項目は、次のとおりです。
総取引コストを確認する順番
- 利用する口座タイプを決める
- 金融商品別の片道手数料を確認する
- 取引ロット数を反映して往復手数料を計算する
- 注文時のスプレッドコストを確認する
- 持ち越す場合はスワップや管理手数料も確認する
同じ金融商品でも、0.1ロットと5ロットでは取引手数料の金額が異なります。
手数料はロット数に比例するため、1回あたりの予定取引量を正しく入力してください。
1回分のコストだけでなく、予定する売買回数を掛けた一定期間の合計額まで確認しましょう。
複数の金融商品を取引する場合は、それぞれに設定された手数料とスプレッドを個別に確認します。
ひとつの金融商品の条件を他の銘柄へそのまま適用することはできません。
口座通貨がUSD以外の場合は、取引手数料が換算されることもあるでしょう。
日本円換算の概算と実際に口座へ反映される金額が異なることもあります。
注文回数が多い取引方法では、往復手数料やスプレッドが繰り返し発生します。
利益や損失を確認する時は、一定期間に支払った合計コストも含めてください。
契約仕様、注文画面、トレーディング計算機を使い分けて、取引する時点の条件を確認してから注文を進めましょう。
Exnessで取引手数料以外に確認するコスト
Exnessの取引コストには、スプレッドやゼロ口座・ロースプレッド口座の取引手数料以外にも、ポジションの保有状況に応じて発生する費用があります。
注文を翌日へ持ち越す場合はスワップポイントを確認して、対象者には持ち越し注文へ管理手数料が適用されることもあるでしょう。
また入出金時に金融機関や決済事業者側で費用が発生する場合がありますが、売買時の取引手数料とは別に考えるようにしてください。
費用を確認する時は、注文時、持ち越し時、入出金時のどの段階で発生するものかを分けて整理しましょう。
スワップフリーの対象状況や管理手数料の適用有無は、口座タイプだけでは判断できません。
契約仕様、パーソナルエリアの取引条件、利用する金融機関などの最新表示を確認してください。
ポジションを持ち越すとスワップポイントが発生する場合がある
Exnessで保有中のポジションを翌日へ持ち越すと、金融商品や注文方向に応じてスワップポイントが発生する場合があります。
スワップポイントは、注文を開いた時に徴収される取引手数料とは異なり、ポジションの保有期間に関係する費用です。
買い注文と売り注文では設定される金額が異なり、受け取りとなるプラススワップと、支払いとなるマイナススワップがあります。
金融商品や曜日によっても金額が変わるため、過去の取引結果だけで判断しないでください。
スワップポイントを確認する時の主なポイントは、次のとおりです。
ポジションを持ち越す時の確認事項
- 買い注文と売り注文のスワップ額
- 対象となる金融商品
- ポジションを持ち越す日数
- 3倍スワップが設定される曜日
- 口座通貨への換算額
3倍スワップが設定される金融商品では、特定の曜日に複数日分がまとめて反映されることがあります。
全金融商品で同じ曜日や金額になるとは限りません。
数日間ポジションを保有する予定がある場合は、注文前に売買方向ごとのスワップ額を確認してください。
短時間で決済する予定でも、決済時刻によっては持ち越し扱いとなる可能性があります。
細かな適用時刻は固定せず、現在の契約仕様を確認しましょう。
スワップポイントは相場の値動きによる損益とは別に残高へ影響しますので、値幅だけで収支を計算すると、実際の損益との差が生じる原因のひとつです。
具体的な金額は金融商品や口座通貨によって異なるため、トレーディング計算機または契約仕様の最新表示を優先してください。
スワップフリーは対象銘柄とステータスを確認する
Exnessではスワップフリーが適用される場合がありますが、全ての金融商品が無条件で対象になるわけではありません。
利用者のステータスと、取引する金融商品の両方を確認する必要があります。
同じ口座タイプを利用していても、全ての利用者へ同じ条件が適用されるとは限りません。
取引状況などによってステータスが変更される可能性もあります。
スワップフリーを確認する時は、次の項目を見てください。
スワップフリーの確認項目
- パーソナルエリアへログインする
- Exnessのメリット内にある取引条件を確認する
- 現在のスワップフリーステータスを確認する
- 契約仕様で対象金融商品を確認する
- 注文前に現在の適用状況を見直す
スワップフリーと表示されていても、全金融商品や全ての保有期間に適用されると判断しないでください。
対象範囲は契約仕様に表示される内容を確認します。

スワップフリーの適用可否は、口座タイプの名称ではなく、現在のステータスと対象金融商品から判断しましょう。
ステータスが以前と変わっている場合は、過去の適用条件ではなく、ログイン後に表示される最新情報を優先してください。
スワップフリーでも、ゼロ口座やロースプレッド口座の取引手数料まで無料になるわけではありません。
スプレッドやコミッションは別の費用として確認します。
画面に表示される項目やメニューの位置は変更される場合があるため、特定の操作手順だけを前提にせず、現在の取引条件を確認してください。
持ち越し注文では管理手数料が適用される場合がある
Exnessでは、利用者の取引活動に応じて、持ち越し注文へ管理手数料が適用される場合があります。
全利用者へ一律に発生する費用ではなく、対象者や対象取引が限定されることもあるでしょう。
管理手数料は、スワップの代わりとして全利用者に一律で発生する費用ではありません。
取引口座やロット数などに応じて計算され、すでに保有している持ち越し注文へ適用される場合もあります。
適用された場合に確認したい内容は、次のとおりです。
管理手数料が適用された時の確認事項
- 対象となる取引口座
- 対象となる金融商品や注文
- 手数料の計算に使われるロット数
- 適用が始まる時期
- メールやパーソナルエリアに届いた案内
対象者には、メールやパーソナルエリアを通じて適用に関する案内が表示される場合があります。
第三者サイトの情報だけで、自分にも同じ費用が発生すると判断しないでください。
管理手数料の案内が届いた時は、対象口座、適用開始日、計算条件を取引条件の画面で確認しましょう。
管理手数料が適用される場合でも、ゼロ口座やロースプレッド口座の通常の取引手数料とは別に扱います。
スワップフリーの適用状況と管理手数料は、別の項目として確認してください。
管理手数料の対象になった場合は、パーソナルエリアやメールで通知された条件を優先します。
適用理由や対象者の選定基準について、公式に示されていない内容を推測せず、通知された情報を基準に判断してください。
入出金手数料と口座維持手数料は取引手数料と分けて考える
入出金時に発生する可能性がある費用や口座の維持に関する費用は、注文時に徴収される取引手数料とは異なります。
費用の名称に「手数料」と付いていても、発生する場面と請求元を分けて確認してください。
Exness側は通常、入出金の処理手数料を請求しません。
利用する金融機関や決済事業者、通貨換算などによって、外部の費用が発生することもある点に注意が必要です。
入出金や口座に関する費用は、次のように整理できます。
取引手数料以外の費用を確認するポイント
- Exness側の入出金処理手数料
- 金融機関や決済事業者が設定する費用
- 通貨換算によって生じる負担
- 取引口座の開設に関する費用
- アーカイブ口座を再有効化する時の費用
取引口座の開設は無料で、アーカイブされた口座を再有効化する場合にも手数料はかかりません。
別途の口座維持手数料が常に発生する仕組みでもありません。
入出金時の負担を確認する時は、Exness側の手数料と外部事業者が設定する費用を区別してください。
利用できる方法や費用は、パーソナルエリアに表示される現在の条件を確認します。
本記事では、個別の入出金方法や決済サービスごとの費用は扱いません。
出金に関する優先順位や費用の考え方は、Exnessの出金ルールと注意点で確認できます。
口座の開設費用や休眠・アーカイブ後の扱いについては、Exnessの口座維持手数料で確認してください。
口座タイプによって取引コストの構成は異なります。
注文前に取引手数料、スプレッド、持ち越し時の費用をしっかり確認しておいてください。
Exnessの取引手数料に関するよくある質問
Exnessでは、ゼロ口座とロースプレッド口座を利用すると、スプレッドとは別に取引手数料が発生します。
ゼロ口座は1ロット片道0.05USDから、ロースプレッド口座は1ロット片道0~3.50USDですが、実際の金額は金融商品によって異なります。
スタンダード口座、スタンダードセント口座、プロ口座には別途のコミッションが設定されていません。
スプレッドなどの売買コストは発生するため、取引手数料の有無だけで口座を比較しないことがポイントです。
実際の負担額は、金融商品ごとの片道手数料を往復分へ直し、取引ロット数を掛けて確認してください。
往復手数料は注文を開いた時点でまとめて徴収されます。
決済時に同じ往復分が再び差し引かれる仕組みではありません。
金融商品ごとの金額は、契約仕様またはトレーディング計算機の最新表示を基準にしましょう。
Exnessで取引手数料が発生する口座タイプはどれですか?
回答
- 取引手数料が発生するのはゼロ口座とロースプレッド口座です。
- どちらもスプレッドとは別にコミッションが設定されています。
- 手数料の金額は金融商品によって異なります。
- スタンダード系口座とプロ口座には別途のコミッションがありません。
- 口座を比べる時はスプレッドを含む総コストを確認してください。
Exnessのゼロ口座の取引手数料はいくらですか?
回答
- ゼロ口座の取引手数料は1ロット片道0.05USDからです。
- 0.05USDは全金融商品共通の金額ではありません。
- 対象となる金融商品ごとに片道手数料が設定されます。
- 往復手数料は片道金額を2倍して計算してください。
- 最新の金額は契約仕様で確認します。
Exnessのロースプレッド口座の取引手数料はいくらですか?
回答
- 1ロットあたり片道0~3.50USDです。
- 3.50USDは片道手数料の上限を示しています。
- 全金融商品に3.50USDが適用されるわけではありません。
- 往復分は金融商品ごとの片道金額を2倍して求めます。
- 注文時のスプレッドも合わせて確認してください。
Exnessのスタンダード口座は取引手数料無料ですか?
回答
- スタンダード口座には別途の取引手数料が設定されていません。
- 主な売買コストは買値と売値の差であるスプレッドです。
- 手数料無料でも取引コスト全体が無料になるわけではありません。
- スプレッドは金融商品や市場状況によって変動します。
- 注文時の実際のスプレッドを確認しましょう。
Exnessのプロ口座は取引手数料無料ですか?
回答
- プロ口座にも別途の取引手数料は設定されていません。
- 売買時にはスプレッドが取引コストとして発生します。
- 全金融商品で他の口座より負担が小さくなるとは限りません。
- 同じ金融商品とロット数で総コストを比べる必要があります。
- 手数料の有無だけで口座タイプを選ばないようにしてください。
Exnessの取引手数料はいつ徴収されますか?
回答
- 注文を開いた時点で往復分がまとめて徴収されます。
- 往復分には注文開始と決済の両方向が含まれます。
- 注文時に片道分だけが徴収される仕組みではありません。
- 決済時に同じ往復手数料が再徴収されることもありません。
- 注文を開いた後は、取引履歴やCommission欄で徴収額を確認できます。
Exnessの取引手数料は片道と往復のどちらで表示されますか?
回答
- 契約仕様などでは金融商品ごとの片道手数料を確認します。
- 実際の往復手数料は片道金額を2倍して計算してください。
- さらに取引ロット数を掛けると注文全体の金額になります。
- 片道金額をそのまま実際の負担額と考えないようにします。
- 表示単位が分からない時は計算機でも確認しましょう。
Exnessで0.1ロット取引した時の手数料はいくらですか?
回答
- 0.1ロットの手数料は金融商品ごとの片道金額で変わります。
- 片道0.05USDなら往復手数料は0.01USDです。
- 片道3.50USDなら往復手数料は0.70USDになります。
- どちらも片道手数料×2×0.1ロットで計算しています。
- 実際の金額は契約仕様や計算機で確認してください。
取引手数料無料の口座が最も安いですか?
回答
- 取引手数料がない口座が必ず低コストになるとは限りません。
- スタンダード系口座やプロ口座でもスプレッドは発生します。
- ゼロ口座とロースプレッド口座では手数料とスプレッドを合算します。
- 同じ金融商品、ロット数、売買回数で比較してください。
- 持ち越す場合はスワップなども確認する必要があります。
Exnessの銘柄別手数料はどこで確認できますか?
回答
- 金融商品ごとの手数料は契約仕様で確認できます。
- 口座タイプと対象となる金融商品を選択してください。
- トレーディング計算機のCommission欄でも確認可能です。
- 計算機ではロット数を反映した金額を確認できます。
- 古い一覧表より注文前の最新表示を優先しましょう。
Exnessの取引手数料は、口座タイプだけでなく、金融商品と取引ロット数によって変わります。
ゼロ口座とロースプレッド口座では、片道金額を往復分へ直してから実際の注文量を掛けてください。
別途の取引手数料がない口座でも、スプレッドや持ち越し時の費用が発生する可能性があります。
注文前には契約仕様とトレーディング計算機を確認して、予定する取引の総コストを判断しましょう。
Exnessの取引手数料はゼロ口座とロースプレッド口座で発生する
Exnessでスプレッドとは別の取引手数料が発生するのは、ゼロ口座とロースプレッド口座です。
スタンダード口座、スタンダードセント口座、プロ口座には別途のコミッションが設定されていません。
手数料の有無だけで実際の負担額は決まらないため、スプレッドを含めた総取引コストを確認する必要がある点に注意してください。
この記事のポイント
- ゼロ口座は1ロット片道0.05USDから
- ロースプレッド口座は1ロット片道0~3.50USD
- スタンダード・スタンダードセント・プロ口座は取引手数料なし
- 往復分は注文を開いた時にまとめて徴収される
- 契約仕様と計算機で注文前に確認する
ゼロ口座とロースプレッド口座の片道手数料は、金融商品ごとに異なります。
最低額や上限額を全ての銘柄へ当てはめず、対象商品の契約仕様を確認してください。
実際の往復手数料は、1ロットあたりの片道金額を2倍して、取引ロット数を掛けると計算することができます。
注文を開いた時点で開始分と決済分がまとめて徴収されるため、取引履歴やCommission欄で往復手数料を確認しましょう。
スタンダード系口座やプロ口座では別途の取引手数料がなくても、注文時のスプレッドが売買コストとして発生します。
ポジションを翌日へ持ち越す場合は、スワップや管理手数料が加わる可能性もあるでしょう。
口座タイプ、金融商品、ロット数をトレーディング計算機へ入力して、注文前に総取引コストを確かめてください。

