国内FX会社はノミ行為を公然と行っていると噂されていますが、本当にそのような酷い状況になっているのか。
日本国内に日本人をターゲットにした悪徳業者が存在しているのか。
金融庁が発行した金融ライセンスを取得していることで日本人にとって安全性が高いと言われている国内FX会社。
国内FX会社の中には本当にノミ行為を行っているようなヤバいFX会社が存在しているのか。
悪徳業者や悪質な取引を行っている国内FX会社が存在するのかなど、注文方式の違いも含めら取引の透明性や健全な運営が行われているのかについて紹介します。
>>XMTradingの口座開設して有効化することでもらえる口座開設ボーナスの詳細はこの記事を参考にしてください。
おすすめ記事→XMTradingの口座開設ボーナスの受け取り方や出金条件などの注意点まとめ!
国内FX会社の多くがノミ行為を合法化した相対取引を行っているのか?
まず最初にノミ行為とはどのような取引環境のことかと言うと、
ノミ行為とは?
- 売買注文を受託したFX会社が、市場に売買注文を取り次がずに自己が相手方となって売買を成立させる取引のこと。
- 日本証券業協会ではノミ行為を自主規制で禁止していますが、実際に多くの国内FX会社でノミ行為が行われています。
ノミ行為は外国証券取引所を介さずにFX会社内で相対取引を行うFX会社に多い傾向があります。
相対取引とは証券取引所などの市場を通さずに、売り手と買い手が当事者同士で価格や売買数量などを決めて行う取引のことなので、ほぼ同義になりますよね。
国内FX会社ではノミ行為(相対取引)についてどのような利用規約を設定しているのか?
国内FX会社では標準的な取引方法として採用されているDD方式では、相対取引が可能になっており、そのことが利用規約にしっかり明記されています。
例えばGMOクリック証券の店頭外国為替証拠金取引説明書(契約締結前交付書面・注意喚起文書)に相対取引に関してどのような記載があるのかというと、
相対取引について
- 当社は、上記カバー取引先のいずれかとカバー取引を行います。店頭外国為替証拠金取引は、当社とお客様との相対取引です。当社および当社のカバー取引先等の信用状況によっては、当社の財産状況に影響が及ぶ可能性があり、その結果、お客様が損失を被るおそれがあります。
- 相対取引:取引所を介さずに、金融機関など当事者同士が直接、売り手と買い手となり、相対(一対一)で、値段、数量、決済方法などの売買内容を決定する取引方法。=オー・ティー・シー(OTC:Over The Counter)
- 外国為替市場:為替を取引する市場。銀行などの金融機関を中心とする取引市場をインターバンク市場といいます。外国為替取引は基本的に相対取引なので、お客様と当社との取引も外国為替市場での取引に含まれます。
さすがにFX取引をする際にここまで利用規約を読み込む人は少ないかもしれません。
しかし明確に相対取引を行っていること、むしろ積極的に相対取引で決済しているということが推測される情報が記載されています。
実は国内投資家にとって非常にマイナス要素になる部分ですので、この意味についてはしっかり理解しておく必要があります。
おすすめ記事→国内FXは海外FXより安全性が高く日本人におすすめって本当か?
国内FX会社のDD方式と海外FX業者に多いNDD方式の違いは何か?
国内FX会社と海外FX業者では取引の注文方法が大きく異なるので、その違いについて事前にしっかり理解しておく必要があります。
一般的に国内FX会社に多いDD方式と海外FX業者に多いNDD方式で何が違うのかというと、
NDD方式
- NDD方式とは、海外FX業者の多くが採用しているNo Dealing Desk(ノー・ディーリング・デスク)のこと。
- DD方式と異なり、顧客の注文はそのままインターバンク市場に流され、直接取引が行われます。
- FX業者が客の注文に介入しないので、決済スピードも早く透明性の高い取引が行われています。
*インターバンク市場とは、FX業者や銀行など機関投資家が参加する市場のことです。
DD方式
- DD方式とは、国内FX業者の多くが採用しているDealing Desk(ディーリング・デスク)のこと。
- 顧客とインターバンク市場の間にFX業者が入って取引を行っており、FX業者にいるディーラーが顧客の注文に対して反対注文をしたり、インターバンク市場に流したりしている。
国内FX会社のDD方式と海外FX業者のNDD方式の違いを一覧にまとめると
項目 | DD方式(国内FX業者) | NDD方式(海外FX業者) |
取引への介入 | あり | なし |
取引の透明性 | 低い | 高い |
決済スピード | 遅い | 早い |
スプレッド | 狭い | 広い |
FX業者の利益 | 顧客の損失がメイン | スプレッドや取引手数料がメイン |
国内FX業者の方が信頼性が高そうなイメージがありますが、実際にはノミ行為で利益を上げているところもあるので微妙ですよね。
他にどのような発注方式があるのかというと、
発注方式 | 採用するFX業者 | 注文処理方法 |
DD方式 | 国内FX会社 | ディーラーの人間が顧客の注文を決済してカバー取引を行う方式 |
NDD OTC方式 | XMTrading | ディーリングシステムが顧客の注文を決済してカバー取引を行う方式 |
NDD STP方式 | HFMarkets | ディーリングシステムが即時に注文を決済してカバー取引を行う方式 |
NDD ECN方式 | AXIORY | 電子取引システムを介して金融市場の注文と直接約定する方式 |
DMA方式 | FXGT | 電子取引システムを介して市場レートで即時に注文を約定する方式 |
NDD ECN方式やDMA方式は、市場のレートもしくは金融市場との直接注文がマッチングされるため、レートの操作が理論上できない非常に信頼性の高い発注方式となっています。
おすすめ記事→国内FXは稼げない、FXは勝てないようにできてるって本当か?
国内FX会社の利益は顧客の損失がメインなので、取引操作できる相対取引が採用されている
日本は世界屈指のFX大国ということもあり、最新技術を導入すれば相対取引中心のDD方式ではなく、より透明性の高いNDD方式を採用することができます。
しかしなぜかDD方式を採用し、金融庁も世界的な主流であるNDD方式のような透明性の高い取引手法への移行を推奨していません。
なぜそのような状況なのかというと、
国内FX会社
- 顧客の損失がメイン収益になるので、相対取引で多少操作できる方がFX会社の利益が増えやすい。
- DD方式からNDD方式に移行するとノミ行為ができなくなり、FX会社の収益が下がる可能性がある。
- 相対取引ならストップ狩りもレートずらしもスリッページもFX会社の都合で発生させることができる。
結局はFX会社が儲かるようになっている仕組みなので、それをあえて止める理由はありません。
金融庁もそれで利益が増えるならあえて規制も行わないですし、NDD方式への移行を推奨することもないでしょう。
個人的な推測ですが、国会議員の買収や金融庁への圧力など様々なFX会社が一体となって、自社の利益確保を優先していることが考えられます。
そんな怪しいことがあるのかと思うかもしれませんが、金融商品取引法を見ればそのような可能性が推測できるのもあながち間違っていないと思えますよ。
おすすめ記事→海外FXは危険性やリスクが高い?詐欺や優良業者の見極め方法まとめ!
金融商品取引法で国内FX会社は追証なしでの取引環境を提供できない。
国内FX会社と海外FX業者を比較する際に必ず出てくるのが追証に関する話ではないでしょうか。
多くの海外FX業者にはゼロカットシステムがあり、投資家は追証なしのハイレバトレードを行うことができます。
マイナス残高になっても追証を支払う必要がないので国内FXでありがちな借金リスクがありません。
しかし日本国内FX会社では追証を含めて個人投資家の損失を証券会社が負担することができないようになっています。
どのような条件が設定されているのかと言うと、
金融庁が設定した金融商品取引法の規制がある国内FX会社はゼロカットシステムを導入できない
日本国内の金融ライセンスを取得するためには金融庁が主体となり制定した金融商品取引法を守る必要があります。
金融商品取引法の施行は平成19年9月30日なので、2007年という非常に最近の話です。
どのような内容が金融商品取引法に記載されているのかというと、
金融商品取引法の条文
- 第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。
- 二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為
- 第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
- 三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為
金融商品取引法にあるこの条文のせいで国内FX会社はゼロカットシステムを絶対に導入できないということ。
投資家の過度な集客競争を避けたり、透明性の高い投資商品を提供する目的で制定されているはずなのに時代遅れの法律だと思いませんか。
大手証券会社が自分たちが儲かるように(損をしない)、政治家に圧力をかけて法整備を行った結果のように感じてしまいます。
マイナス残高が発生した際の追証や金融商品取引法などの日本独自のルールに関してはこの記事を参考にしてください。
おすすめ記事→FXの追証は日本だけ?海外FXにゼロカットがあり日本にない理由?
国内FX会社では追証が借金になり自己破産するような人もいる
FXの一番怖い部分はトレードで勝てないということではなく、想定外の追証による借金リスクです。
月曜日の朝などに相場が激しく動いたタイミングで、電車に飛び込む人がいますが、その中にはFXの借金を苦にした人も。
国内FX会社では毎年数百名の人が追証を支払えずに裁判所から差し押さえされる人がいます。
投資で借金というのは最も好ましくないですが、証拠金維持率などをしっかり管理できないとそういった可能性があることを理解しておきましょう。
しかも国内FX会社は追証に関して非常に厳しいルールを設定しています。
どのような状況で追証の支払い義務が発生するのか、楽天証券のスタンダード25倍コースの利用規約に書かれている情報を紹介すると、
追証について
- スタンダード25倍コースでは、毎取引日の取引時間終了時点における提示レートの中心値を基準に算出された証拠金維持率が100%を下回った場合、追加証拠金が発生します。
- 毎取引日の取引時間終了時点に属する日の午後6時までにその下回った額以上の証拠金を入金するか、あるいは建玉の全部又は一部を決済し、追加証拠金を解消する必要があります。
- ただし、取引時間終了時点に属する日が取引日に該当しない場合は、次の取引日の午後6時までとします。
- なお、追加証拠金が発生した後、相場の変動等によりお客様の証拠金率が100%を回復した場合でも追加証拠金の解消とはなりませんのでご注意ください。
口座残高がマイナス残高になっていない状態でも証拠金維持率が100%を下回れば追証を支払う必要があるということ。
追証を支払うために利益が出ているポジションを決済したり、保有している株式銘柄を処分したり、銀行から追加入金している人も。
もし追証を支払えなければどうなるのかというと、
追証の回収について
- FX会社は追証の回収ができない投資家に対して、裁判を起こして財産の差し押さえを行います。
- 投資をするはずが財産を差し押さえられるなんて夢にも思わないですよね。
裁判で差し押さえされるなんて本当に残念な状況になるので、絶対に無理なトレードを行わないことをおすすめします。
国内FX会社のロスカット水準や証拠金維持率について説明している記事があるので、気になる人はこの記事を参考にしてください。
おすすめ記事→国内FXのロスカット水準は?証拠金維持率は高めがおすすめなのか?
日本国内には日本人をターゲットにした悪質なFX業者や悪徳業者が存在している
ノミ行為を含めた相対取引をしているFX業者でも一応金融ライセンスを取得していますので、まだまともだと言えるかもしれません。
しかし一部のFX業者は最初から日本人をターゲットにした詐欺行為や犯罪行為を行おうとしている場合も。
どのような手口で日本人をカモにする悪徳業者が存在しているのかと言うと、
詐欺業者の手口
- 自社開発の自動売買システムを推奨して売りつけてくる。
- 意図的に相場価格の操作を行って損失を発生させる。
- 不当な理由で出金拒否を繰り返し利益が出ても出金できない。
- 顧客が預けた資金を持ち逃げして音信不通になる。
このようなことは国民生活センターにも連絡がある悪質なFX業者の詐欺手口なので、絶対に引っかからないように注意してください。
それぞれどのような方法で詐欺行為を行っているのか項目ごとに紹介していきます。
自社開発の自動売買システムを推奨して売りつけてくる│FXの悪徳業者
FX業者の中で悪質だと言われるのが、自社開発の自動売買システムを推奨して売りつけてくるFX会社です。
自動売買システム
- 日本国内で最も多いFX詐欺の手口のひとつが自社開発の自動売買システムを売りつけてくる会社。
- こういった会社では自社開発の自動売買システムを使って架空取引を行ったように見せかけて利益が出ている状況を演出する会社もあります。
- 販売時には自作自演の勝利結果のみを見せることで、実績がある自動売買システムだと納得させますが、実際に動かしてみると損失が発生することがほとんど。
- しかも海外FX業者の口座開設を行わせて、そこで発生するアフィリエイト報酬も手にしている場合も。
インターネット広告やSNSで集客してセミナーでFXの自動売買ツールを売りつけてくる場合、その多くが詐欺業者だと思って良いと思います。
特に海外FX業者の口座開設を推奨する場合や、利益率が高すぎる場合などは十分な考慮が必要です。
不当な理由で出金拒否を繰り返し利益が出ても出金できない│FXの悪徳業者
FX業者の中で悪質だと言われるのが、不当な理由で出金拒否を繰り返し利益が出ても出金できないFX会社です。
出金拒否
- 自動売買ツールを販売する詐欺会社に多いのが不当な理由で出金拒否を繰り返し、出金できないなど出金トラブルが多発すること。
- なぜ出金できないのかといえば、実はその自動売買ツールは実際にトレードを行っておらず、利益が出ているのは画面上の数字のみだから。
- 騙されてしまった人が悪いのですが、日本人をターゲットにした詐欺業者がFX業界には多数いることがわかっていますので、本当に注意してください。
どれだけ高額な利益があっても1円も出金できないのであれば意味がありません。
自動売買ツールを絡めたFX詐欺案件は国民生活センターにも多数報告されていますので、十分な注意が必要です。
おすすめ記事→海外FX業者はチャージバック可能?国民生活センターに相談すべきか?
意図的に相場価格の操作を行って損失を発生させる│FXの悪徳業者
FX業者の中で悪質だと言われるのが、意図的に相場価格の操作を行って損失を発生させるX会社です。
相場操作
- FX業者の中には自社の判断で相場をある程度コントロールできる会社も存在しています。
- 閑散期や閑散時を狙って大きく相場を動かせば、強制ロスカットされ投資家は損失を被りますが、DD方式を採用しているFX会社は儲かるということ。
- 約定を遅らせたり、わざとスリッページやストップ狩りを行ったりするなど、様々な方法で投資家の損失を発生させます。
DD方式を採用している全てのFX会社がそのような不正行為を行っているとは言いませんが、DD方式はそれができてしまう注文方法です。
国内FX会社を利用する際にはそのようなリスクも存在していることを理解して悪評の多いFX会社を選ばないように注意してください。
顧客が預けた資金を持ち逃げして音信不通になる│FXの悪徳業者
FX業者の中で悪質だと言われるのが、顧客が預けた資金を持ち逃げして音信不通になるFX会社です。
持ち逃げ
- 主に金融ライセンスをひとつも取得していないFX会社で起こりえることなので、そういったリスクがあることも理解しておいてください。
- 金融ライセンスを取得している場合は証拠金を発行機関に預けたり、顧客の資金と会社の運営資金を分けて管理する必要があります。
- しかし金融ライセンスを未取得であれば、自分たちで好きな運営ができてしまい、計画倒産なども余裕で行えます。
- その際に投資家の資金をどこかに隠していれば、支払えない状況になりますし、元々ダミー会社で運営しているような場合も。
詐欺目的で設立されたFX会社は倒産や顧客資金の持ち逃げが前提になっていますので、そこから回収することは難しいと思います。
そういった怪しいFX会社を選ばないこと、少なくともどこかの国が発行した金融ライセンスを取得しているFX会社を選ぶことを心がけてください。
おすすめ記事→海外FXはおすすめしないは本当か?メリットやデメリットを徹底検証します!
国内FX会社のノミ行為や悪徳業者に関するよくある質問まとめ!
この記事を読むことで国内FX会社が採用するDD方式ではノミ行為が簡単にできることがわかったと思います。
日本証券業協会がノミ行為を禁止していても仕組み上できることなので、やっている会社もあるでしょう。
ここでは悪徳なFX業者に関するよくある質問をまとめて紹介しますので口座開設時の参考にしてください。
日本の金融ライセンスを取得していない海外FX業者は悪徳業者ばかりですか?
回答
- 言葉上の定義として国内FX会社とは日本の金融ライセンスを取得しているFX会社で海外FX業者とは日本の金融ライセンスを取得していないFX会社のことになります。
- しかし海外FX業者には日本の金融ライセンスよりも取得条件が厳しい国が発行する金融ライセンスを取得している会社もあり、一概に怪しいとか危険性が高いということはありません。
- 金融庁や国民生活センターは国内FX会社しか認めていませんが、それはあくまでも日本のルールに従っているから。
- 海外FX業者は日本の金融ライセンスを取得することで、最大レバレッジの制限やゼロカットシステムの導入できないなどのデメリットが多数発生します。
- 日本のローカルルールに従うためのコストや手間も多く発生するので、意図的に日本の金融ライセンスを取得していないというのが実情です。
- 決して日本の金融ライセンスを取得できないような怪しい会社ばかりということではないので、その点は誤解しないでください。
なぜ日本国内FX会社は投資家保護の仕組みであるゼロカットシステムを導入しないのですか?
回答
- まず国内FX会社は金融商品取引法が投資家の損失を負担することを禁止しているので、仕組み上ゼロカットシステムを導入することができません。
- FX取引時のマイナス残高=追証(借金)を証券会社が負担すれば、それは証券会社の損失になる状態だということ。
- 国内FX会社も利益を追求して多くの投資家に口座開設をしてもらおうとしているので、それに逆行する行為になります。
- そもそもDD方式では投資家の損失=FX会社の利益なので、自らその利益を手放す理由もありません。
- 海外FX業者のようにスプレッドを収入の柱にしない限り現状は変わらないでしょう。
- ただ金融庁もNDD方式への移行を推奨していませんし、FX会社も利益確保が優先されますので、ゼロカットシステムの導入はほぼ行われないと理解しておくことをおすすめします。
インターネットなどで購入できるFXの自動売買ツールは本当に儲かるのですか?
回答
- 過去にFXの自動売買ツールを使った取引を行って、数億円の利益を得た人が脱税して捕まった事例がありますので、全く儲からないとは言えません。
- しかし現在ではそういったソフトの開発も簡単になり、FXで詐欺行為ができることや情弱を相手に商売をする人が増えています。
- その結果、FXの自動売買ツールは以前ほどの収益を確保できませんし、海外FX業者ではEAと呼ばれる自動売買ツールを取引プラットフォームに設置することもできます。
- MT4やMT5には多くのEAがあり、世界中の投資家が作った独自ルールで運用されています。
- そのような状況下でリスクを取ってまで数十万円の自動売買システムを購入するメリットはないと思います。
国内FX会社でも海外FX業者でも詐欺目的で運営されている悪徳業者は存在していますし、日本の会社が日本人をカモにしている場合も。
特に海外FX業者を使って行う日本国内の会社が自社開発した自動売買システムは怪しいと考えて購入しないことをおすすめします。
FXはレバレッジを活用することで効率的に稼ぐことができますが、レバレッジコントロールは非常に難しいことも理解しておいてください。
おすすめ記事→海外FXはフルレバトレードがおすすめ?危険性や追証のリスクまとめ!
日本人投資家におすすめの海外FX業者最新ランキング
ここからは日本人投資家におすすめな海外FX業者ランキングを紹介していきます。
FX会社ごとに様々な特徴がありますし、日本人がアカウント登録や口座開設ができる海外FX業者は100社以上もあるのでどこが良いのかわからないかもしれません。
多くのFX会社があると目移りする人もいると思いますので、このサイトでは特におすすめの業者のみ厳選して紹介しています。
あなたが海外FX業者を選ぶ際の参考になるような情報満載ですので、しっかりチェックしてください。
XMTrading(XMトレーディング)│海外FX業者おすすめランキング1位
海外FX業者おすすめランキング1位はXMTrading(XMトレーディング)です。
XMTrading(XMトレーディング)の特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 最も多くの日本人が口座開設をしており、海外FXをする人の約7割とも言われている。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日9時〜21時、メールサポートは24時間受付しており回答は1営業日とスムーズに返信してもらえる。
- 口座開設ボーナスが13,000円、入金ボーナスが最大10,500ドル分もらえる。
- 金融ライセンスはセーシェル金融庁(FSA)発行の証券ディーラーライセンス番号SD010とモーリシャス金融サービス委員会(FSC)発行の証券ディーラーライセンス番号GB20025835を取得している。
- 最大レバレッジは1,000倍まで可能なのでハイレバトレードもできる。
- 口座タイプは4種類あり、スキャルピング向きのKIWAMI極口座もある。
- 100種類以上の金融商品や仮想通貨CFD、株式CFDなどの取引が可能。
XMTrading(XMトレーディング)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
13,000円 | 最高10,500ドル | 最大1,000倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.6pips | セーシェル政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
8種類 | 6種類 | 平日9時〜21時 |
始めての海外FX業者でどこに口座開設しようと悩んでいるなら、XMTrading(XMトレーディング)を選んでおけば失敗はありません。
XMTrading(XMトレーディング)の運営会社や取得している金融ライセンスの情報、開設可能な口座タイプに関してはこれらの記事を参考にしてください。
おすすめ記事
Exness(エクスネス)│海外FX業者おすすめランキング2位
海外FX業者おすすめランキング2位はExness(エクスネス)です。
Exness(エクスネス)の特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 最大レバレッジは無制限(約21億倍)なので、非常に資金効率のよいトレードができる。
- 証拠金維持率が0%になるまでロスカット(ストップアウト)されないだけではなく、ストップアウト保護機能まで搭載されている。
- 高額出金にも対応し、銀行送金での出金時間も早くて使い勝手が良く出金面の評判が高い。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日8時〜24時、メールサポートは24時間受付しており回答は1営業日とスムーズに返信してもらえる。
- 金融ライセンスはセーシェル諸島発行の証券ディーラーライセンス番号SD025を取得している。
- グループ会社で正規の金融ライセンスを合計で7つも取得・更新しているので安全性や信頼性が非常に高い。
- 全世界で80万人以上のアクティブトレーダーがおり、従業員数も2,400名以上と世界最大規模の金融証券ディーラーとして人気が高い。
- 取引手法やポジションに関する制限が一切なく、自由な取引環境が用意されている。
- 複数口座間の両建て取引や異業種間の両建て取引を行っても利用規約違反の禁止事項に該当せず、口座凍結されることがない。
- 口座タイプは5種類あり、いずれもFX業界の平均以下のスプレッドが適用されてる。
- ボーナスは一切もらえないがスキャルピング向きの口座タイプが用意されている。
Exness(エクスネス)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
なし | なし | 無制限 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.7pips | セーシェル政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
11種類 | 11種類 | 平日8時〜24時 |
自由な取引環境を求める人、投資資金の効率を最大化したい人におすすめなのがExness(エクスネス)です。
Exness(エクスネス)の運営会社や取得している金融ライセンスの情報、開設可能な口座タイプに関してはこれらの記事を参考にしてください。
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HFM(エイチエフエム)│海外FX業者おすすめランキング3位。
海外FX業者おすすめランキング3位はHFM(エイチエフエム)です。
HFM(エイチエフエム)のFX会社としてのおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 最大で750,000円分(5,000ドル)の入金ボーナスがもらえるので、高額な入金ボーナスを使ったトレードができる。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日の9時〜24時まで対応している。
- 口座タイプが5種類あり、好きな取引口座を開設して好みの取引手法を選んでトレードできる。
- 最大レバレッジは2000倍まで設定できるのでハイレバトレードにも対応している。
- 非常に狭いスプレッド設定が人気でゼロ座(Zero口座)はNDD方式のECN口座になっている。
- コピートレードが人気で実際の取引利益を確認することもできEAのような使い方ができる。
- セントビンセント・グレナディーン諸島の金融庁が発行した金融ライセンスを取得している。(登録番号:22747 IBC 2015)
- 世界で18ヶ国以上に系列会社があり、グループ全体で7個以上の金融ライセンスを取得している。(CySECやFCA、DFSAなど信頼性の高いライセンスも取得済み。)
- 投資家の資金は分別管理されており、会社の運転資金とは完全に分離されている。
- 最大500万ユーロまで補償してくれるRenaissance Insurance Reinventedという民事賠償保険制度に加入している。
HFM(エイチエフエム)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
なし | 最大75万円(5,000ドル) | 最大2000倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.62pips | セントビンセント グレナディーン | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
6種類 | 6種類 | 平日9〜24時 |
狭いスプレッドでトレードしたい人やボーナスも使ってお得にトレードしたい人におすすめの海外FX業者がHFM(エイチエフエム)です。
世界規模の大手海外FX業者なので、安全性や信頼性も高くて海外FX初心者でも安心して口座開設することができるのもおすすめポイントのひとつ。
HFMの運営会社概要やグループ全体で取得している金融ライセンスやHFMの安全性や信頼性に関する情報はこれらの記事を参考にしてください。
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BigBoss(ビッグボス)│海外FX業者おすすめランキング4位
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BigBoss(ビッグボス)のFX会社としてのおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 口座開設ボーナスが15,000円、入金ボーナスが最大13,700ドル分もらえるなど、とにかく高額な入金ボーナスが人気のFX会社です。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットもメールサポートも平日なら10時〜25時まで対応している
- 口座タイプが3種類あり、好みの取引口座を開設して様々な取引手法でトレードできる。
- デラックス口座は独自のカスタマイズができることであなた専用の取引口座に成長させることができる。
- 金融ライセンスはセントビンセント・グレナディーン金融庁のLICENCE NO. :380 LLC 2020を取得している(グループ内で3つ取得済)。
- 最大レバレッジは2,222倍まで可能なのでハイレバトレードもできる。
- 非常に狭いスプレッド設定が人気でプロスプレッド口座はNDD方式のECN口座になっている。
- 出金時間は比較的早く、500万円までの出金時の場合は銀行送金でも2〜5営業日程度で着金する
- 投資家の資金は分別管理されており、会社の運転資金とは完全に分離して管理されている。
- 取引する度にBigBossポイント(BBP)がもらえたり、VIP向けのロイヤルティプログラムが充実している。
BigBoss(ビッグボス)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
15,000円 | 最大13,700ドル | 最大2,222倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.47pips | セントビンセント グレナディーン | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
10種類 | 4種類 | 平日10〜25時 |
高額なボーナスが欲しい人や自分専用にカスタマイズした取引口座でトレードしたい人におすすめのBigBoss。
BigBossの運営会社や取得している金融ライセンス情報や、カスタマイズ可能なデラックス口座に関する情報はこれらの記事を参考にしてください。
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FXGT(エフエックスジーティー)│海外FX業者おすすめランキング5位
海外FX業者おすすめランキング5位はFXGT(エフエックスジーティー)です。
FXGTの特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 口座開設ボーナスが15,000円、入金ボーナスが最大143万円分もらえるなど、とにかく高額なボーナスが人気のFX会社です。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットもメールサポートも24時間対応している。
- 口座タイプが6種類もあるので好みの取引口座を開設して様々な取引手法でトレードできる。
- 最大6日間のスワップフリー口座があり、中長期トレードでもスワップ負けしにくい特徴がある。
- 金融ライセンスはセーシェル諸島発行の証券ディーラーライセンス番号SD019やCySEC(キプロス証券取引委員会)発行の382/20、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)発行の700601など多数取得している。
- 最大レバレッジは5000倍まで可能なのでハイレバトレードもできる。
- 仮想通貨CFDが充実しており、63種類もの取引銘柄のトレードができる。
- 出金時間が早くて出金面でストレスを感じにくく、出金に関する評判は良いものが多い。
- 投資家の資金は高格付けの優良銀行に分別管理で会社の運転資金とは完全に分離して管理されている。
- 独自のブローカー向け賠償責任保険に加入しており、最大1,000,000ユーロ(約1億円)までのリスク保証がある。
FXGTの基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
15,000円 | 最大143万円 | 最大5000倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.8pips | セーシェル政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
11種類 | 11種類 | 24時間対応 |
高額なボーナスが欲しい人や仮想通貨CFDの取引をしたい人におすすめなのがFXGTです。
FXGTの運営会社や取得している金融ライセンスの情報、開設可能な口座タイプに関してはこれらの記事を参考にしてください。
AXIORY(アキシオリー)│海外FX業者おすすめランキング6位
海外FX業者おすすめランキング6位はAXIORY(アキシオリー)です。
AXIORY(アキシオリー)の特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 全額信託保全ありで最大2万ユーロまでの補償サービスがある。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日9時〜24時、メールサポートは24時間受付しており回答は1営業日とスムーズに返信してもらえる。
- 口座タイプが5種類あるので、好みのものを選ぶことができる。
- 海外FX初心者から上級者まで使えると評判のFX会社。
- 金融ライセンスはベリーズ政府発行のライセンスNo. 000122/405を取得している。
- 最大レバレッジは400倍と少し低めに設定されている。
- 海外FX業者の中でもトップクラスのスプレッドの低さ。
- 約定力は99.99%と非常に高く、スキャルピングにも向いている。
- スキャルピングの制限がなく、EA(自動売買)での取引も可能。
AXIORY(アキシオリー)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
なし | 不定期開催 | 最大400倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.8pips | ベリーズ政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
10種類 | 8種類 | 平日9時〜24時間 |
高い約定力と非常に狭いスプレッドで様々な金融商品のトレードをしたい人におすすめなのがAXIORY(アキシオリー)です。
国内FX会社は悪質な悪徳業者が多い?ノミ行為が合法化されているのかの記事まとめ
この記事では国内FX会社にはノミ行為が合法化され、公然と行われているのか。
海外FX業者と比較すると取引の透明性が低く、悪質な悪徳業者が多いのかということについて説明してきました。
まとめ
- ノミ行為とは売買注文を受託したFX会社が、市場に売買注文を取り次がずに自己が相手方となって売買を成立させる取引のこと。
- 日本証券業協会ではノミ行為を自主規制規則で禁止していますが、実際に多くの国内FX会社でノミ行為が行われています。
- 相対取引とは証券取引所などの市場を通さずに売り手と買い手が当事者同士で価格や売買数量などを決めて行う取引のことなので、ノミ行為とほぼ同義になります。
- 国内FX会社には利用規約(契約締結前交付書面など)に相対取引を行うことが明記され、それが外国為替市場では当然のように主張されている。
- 国内FX会社の収益は顧客の損失がメインなので相対取引ができることでFX会社の利益が増える。
- 国内FX会社では金融商品取引法の規制でゼロカットシステムの導入ができず、追証=投資家の借金になる。
<<国内FX会社がDD方式を採用する理由>>
- 顧客の損失がメイン収益になるので、相対取引で多少操作できる方がFX会社の利益が増えやすい。
- DD方式からNDD方式に移行するとノミ行為ができなくなり、FX会社の収益が下がる可能性がある。
- 相対取引ならストップ狩りもレートずらしもスリッページもFX会社の都合で発生させることができる。
<<FXの悪徳業者の特徴>>
- 自社開発の自動売買システムを推奨して売りつけてくる。
- 意図的に相場価格の操作を行って損失を発生させる。
- 不当な理由で出金拒否を繰り返し利益が出ても出金できない。
- 顧客が預けた資金を持ち逃げして音信不通になる。
国内FX会社の利用規約には相対取引を行うことが明記されていることもあり、ノミ行為を行っても投資家が文句を言えないようになっている場合も。
DD方式は世界的に見ても透明性が低く、あまり推奨されていないものなので、個人的にはNDD方式の海外FX業者の方が安全だと思っています。
ただ国内FX会社でも海外FX業者でも悪徳業者はいますので、優良業者を選んで口座開設することが重要だということを忘れないでください。
この記事でもいくつかの海外FX業者を紹介してきましたが、最も多くの日本人トレーダーが登録しているのがXMTradingです。
海外FX業者で口座開設をしている人の7割がXMTradingの口座を開設していると言われるほど。
XMTradingはNDD方式でゼロカットシステムが導入されているので、透明性が高く追証のリスクなくトレードをすることができます。
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国内FX会社よりも多くの取引チャンスがあり、多くの金融商品をリスクなくハイレバトレードができると評判の海外FX業者。
どのような違いや特徴があるのか、何を基準に会社選びを行えばよいのかなどの情報を知りたい人はこの記事を参考にしてください。