国内FX会社は異業者間の両建て取引を禁止しているのか、それとも認めているのか。
海外FX業者ではほとんど禁止されている異業者間の両建て取引も国内FX会社では状況が違うことも。
FXでもアービトラージ取引を行うことでコツコツと利益を積み上げる事ができます。
異業者間の両建て取引でスワップ狙いのサヤ取りトレードを行うことで損失リスクを抑制できる場合も。
国内FXで可能な異業者間の両建て取引にも注意点やデメリットがあるので、マイナス部分も含めて詳しく紹介します。
>>XMTradingの口座開設して有効化することでもらえる口座開設ボーナスの詳細はこの記事を参考にしてください。
おすすめ記事→XMTradingの口座開設ボーナスの受け取り方や出金条件などの注意点まとめ!
国内FX会社と海外FX業者の異業者間の両建て取引への規制や制限には違いがある。
国内FX会社と海外FX業者では異業者間の両建て取引に関する見解が大きく違います。
国内FX会社は基本的に容認し、海外FX業者は基本的に禁止しているというのが大まかな考え方です。
海外FX業者の中にはExness(エクスネス)のように異業者間を含む全ての両建て取引を認めているとこともありますが、ごく一部のみ。
なぜ海外FX業者は国内FX会社が認めている異業者間の両建て取引を認めていないのかというと、
海外FX業者で異業者間両建て取引を行うとゼロカットシステムの悪用や乱用ができる。
海外FX業者にはゼロカットシステムという投資家のマイナス残高をFX会社が肩代わりして、支払ってくれる仕組みがあります。
しかし異業者間の両建て取引を行うことで、その仕組みを悪用して稼ぐことができるんです。
異業者間の両建て取引について
- 海外FX業者で異業者間の両建て取引を行うと、A社の取引で強制ロスカットされてもマイナス残高はゼロカットシステムで補填されます。
- B社で行った取引では利益を獲得することができ、投資家だけがリスクを最小限にして儲かるようなトレードができてしまいます。
- その結果、FX会社は常に投資家のマイナス残高を負担しなければならず、トレードするほど損失が拡大する可能性があるから。
海外FX業者の多くがスプレッドを収入の柱にしており、毎回ゼロカット分のマイナス残高を支払っていると大損することになりますよね。
そういった状況になることがわかっているのでほとんどの海外FX業者ではゼロカットシステムの悪用や乱用ができる異業者間の両建て取引を禁止しているということ。
Exness(エクスネス)がどのような条件で両建て取引を認めているのかはこの記事を参考にしてください。
おすすめ記事→Exness(エクスネス)で両建て手法は禁止?複数口座や利用規約違反の行為まとめ!
国内FX会社は異業者間の両建て取引を禁止しない理由は?
海外FX業者と違って、国内FX会社では基本的に異業者間の両建て取引を利用規約違反の禁止行為に設定していません。
なぜ異業者間の両建て取引が認められているのかというと、
国内FX会社で異業者間の両建て取引ができる理由は?
- 国内FX会社で異業者間の両建て取引が禁止されていない理由は、ゼロカットシステムがないので、異業者間で両建て取引を行われても損失が発生しないから。
- 国内FX会社では証拠金維持率が一定水準より低下すると、すぐに追証が発生しますので、その点は覚えておいてください。
ゼロカットシステムがあれば追証なしのトレードができますが、国内FX会社は金融商品取引法でゼロカットが禁止されています。
そのため異業者間の両建て取引を行われても、一切損失が発生しないのであえて規制する必要がないと判断されているということ。
おすすめ記事→国内FXのロスカット水準は?証拠金維持率は高めがおすすめなのか?
国内FXの異業者間の両建て取引でスワップサヤ取り狙いのアービトラージ取引ができる。
海外FX業者のように異業者間の両建て取引が基本的に禁止されていない国内FX会社では、スワップサヤ取り狙いのアービトラージができます。
アービトラージ取引とはどのようなトレード手法なのかというと、
アービトラージ取引とは?
- FXのアービトラージ取引は、異なる市場や取引所で同一の資産(通貨ペア)を異なる価格で取引することによって、価格差を利用して利益を得る取引手法のことです。
- アービトラージ取引は市場の不均衡や価格の差異を利用することで利益を最大化しようとするものであり、高速で正確な取引が求められます。
アービトラージ取引とはサヤ取りとも呼ばれ様々な市場で使うことができる取引手法のひとつ。
FX以外の金融商品だけではなく、スポーツベットでも配当倍率の違う会社同士を組み合わせることでアービトラージ取引を行うことができます。
異業者間の両建て取引とは、2つの異なるFX会社を使って、為替の変動リスクを回避しつつ、スワップポイント(スワップ金利)による金利収益を積み重ねていく取引スタイルのこと。
古くからFX業界にあるサヤ取り手法として有名なものを紹介すると、
FXのサヤ取り手法について
- 正相関通貨の金利差(スワップポイント)を狙ったサヤ取り手法
- 異業者間のスワップ差を狙ったスワップサヤ取り手法
FXでも上記のようなアービトラージ取引を行うことができるので、サヤ取り手法を理解しておくことで投資の幅が広がると思いませんか?
正相関通貨の金利差(スワップポイント)を狙ったサヤ取り手法とは?
FXのアービトラージ取引のひとつが、正相関通貨の金利差(スワップポイント)を狙ったサヤ取り手法です。
正相関通貨について
- 相関異通貨ペアとして有名なのが、ユーロ/米ドルとポンド/米ドルです。
- これらの相関異通貨ペアは乖離していても基本的に同じ値動きをしやすい特徴があると言われています。
- この通貨ペア同士のサヤが大きく開いたタイミングでエントリーし、上昇したユーロ/米ドルは売り、ポンド/米ドルは買いで仕掛けた場合に乖離が小さくなった時に同時に決済することで利益を得ることができます。
連動性のある異通貨ペアの両建て取引をすれば、リスクを比較的抑えることができます。
相関異通貨ペアの両建て取引時には、サヤが開いた方の通貨ペアを逆張りと覚えておくと良いでしょう。
短期的に決済することも考えるとスプレッドが狭い業者を選ぶことで取引コストを削減できるメリットも。
海外FX業者の中ではExness(エクスネス)が比較的スプレッドが狭いと人気ですよ。
おすすめ記事→Exness(エクスネス)はスプレッドが広い?スプレッドが広がる時間帯があるのか?
異業者間のスワップ差を狙ったスワップサヤ取り手法とは?
FXのアービトラージ取引のひとつが、異業者間のスワップ差を狙ったスワップサヤ取り手法です。
FXのスワップポイントにはプラススワップとマイナススワップがありますので、そのスワップ差を利用したアービトラージができるということ。
スワップサヤ取り手法について
- FXのスワップサヤ取り手法とは、両建て取引をして為替変動によるリスクを抑えつつ、2つの異なるFX業者間のスワップ差を狙っていく取引手法のこと。
- 通貨ペアのスワップポイントはFX会社ごとに異なる数値が設定されており、プラススワップが高い業者で買いポジションを保有し、マイナススワップが低い業者で売りポジションを保有することで利益を得ます。
スワップサヤ取り手法の利益を計算する方法は、プラススワップ − マイナススワップ − スプレッド(取引手数料) = 利益になります。
もし仮に下記のようなスワップ差があるとすると、
FX業者 | プラススワップ | マイナススワップ |
A社 | 25円 | 25円 |
B社 | 45円 | −40円 |
C社 | 30円 | −35円 |
上記のような場合はA社で売りポジションを持ちB社で買いポジションを持つことでスワップ差を手にすることができます。
この組み合わせで1万通貨を保有した場合にどのくらいの利益が期待できるのかというと、
取引利益について
- 1ヶ月間の利益予測:20円 × 31日 ‐ 50円=570円
- 1年間の利益予測:20円 × 365日 ‐ 50円=7,250円
*スプレッドは50円で計算しています。
レバレッジを低く設定しておくことで強制ロスカットのリスクを回避しながら、日々スワップ差によるスワップサヤ取り手法の利益を手にできるということ。
実際に過去のスワップサヤ取りの結果を報告して年間50万円を超える利益を獲得敷いている人も。
さすがにそれだけで生活することはできませんが、日々やることはチェックのみなので、副収入としては十分なのではないでしょうか。
ただあくまでも想定金額なので、確実に利益を保証するものではないことを理解しておいてください。
おすすめ記事→国内FXと海外FXどっちが良い?メリットデメリットを徹底比較!
異業者間の両建て取引でスワップ狙いのサヤ取り手法をする際の注意ポイントは?
ほとんどの国内FX会社で可能な異業者間のスワップ狙いのサヤ取り手法を行う際にもいくつかの注意ポイントが存在しています。
完全なリスクフリーな取引手法ではないので、実践する際には下記内容に注意してください。
注意ポイントは?
- 強制ロスカットされない証拠金維持率をキープしていること。
- スワップ差が継続的に開いている組み合わせになっていること。
- スプレッドが狭く取引コストが安定していること。
選ぶ通貨ペアや口座開設を行うFX会社によっても継続的に異業者間の両建て取引でスワップ狙いのサヤ取り手法が実績できるのかは変わってきます。
そういった意味では複数のFX会社の口座開設を行って、様々な状況に対応できるようにしておくべきでしょう。
異業者間の両建て取引は完全放置で利益が出続ける取引手法ではない。
異業者間の両建て取引ですが、完全放置で利益が出続ける取引手法ではないことを理解しておく必要があります。
スワップポイントについて
- 各FX会社のスワップポイントは基本的に毎日変動する可能性が高いこと。
- マイナススワップの方がプラススワップよりも多くなり逆ザヤ状態になる可能性があること。
- 相場が大きく動いた場合、含み損があるFX会社で強制ロスカットされるリスクがあり、強制的に両建て取引が解消される可能性があること。
上記のような市場の変化が起こることで当初想定したような利益を得られない可能性も。
逆に想定以上の利益が出ることもありますが、投資をする際は損失を中心に考えるべきでしょう。
異業者間の両建て取引を成功させるカギはより良い組み合わせを見つけることですので、日々最善の通貨ペアとFX会社のスワップポイントを比較すると良いと思います。
おすすめ記事→海外FXはやめとけ、やばい会社が多く出金拒否など悪評が多いって本当か?
FXでアービトラージ取引を行うことのメリットやデメリットは何があるのか?
FXでも様々なアービトラージ取引ができることがわかったと思いますが、どのようなメリットやデメリットが存在しているのか。
アービトラージ取引のメリットはリスク回避のトレードができることで、デメリットは継続的にスワップポイントを得られなかったり逆ザヤになること。
それぞれどのようなことが想定できるのかというと、
FXでアービトラージ取引を行うことで得られるメリットは何があるのか?
FXでアービトラージ取引を行うことで得られるメリットは何があるのかというと、
アービトラージのメリットは?
- リスクヘッジ効果:アービトラージ取引は市場の価格差を利用するため、市場の変動に対するヘッジとして機能します。一方の市場での損失を他の市場での利益で相殺することができるため、リスクを分散させることができます。
- 安定した利益の獲得:アービトラージ取引は価格差を利用するため、市場の変動に関係なく利益を得ることができます。このため他の取引戦略に比べて安定した利益が期待できる場合があります。
おすすめ記事→国内FX会社はスキャルピング禁止?凍結基準や禁止の理由は何か?
FXでアービトラージ取引を行うことで発生するデメリットは何があるのか?
FXでアービトラージ取引を行うことで発生するデメリットは何があるのかというと、
アービトラージのデリットは?
- 技術と資金が要求される:アービトラージ取引は高速かつ正確な取引が必要とされるため、専門的な知識や高度なテクニカルスキルが求められます。また、大きな資金が必要となる場合があります。
- 損失リスク:アービトラージ取引は価格差を利用するため、市場が予想外の方向に動いた場合に損失を被る可能性があります。また、価格差が急速に縮小したり消滅したりするリスクもあります。
- 手数料とコストが発生する:アービトラージ取引には取引手数料や取引コストがかかるため、これらのコストを考慮する必要があります。特に高頻度取引を行う場合は、手数料が収益を圧迫する可能性があります。
アービトラージ取引は市場の価格差を利用して安定した利益を得ることができますが、高い技術と資金、リスク管理能力が求められる取引手法だということも理解しておいてください。
おすすめ記事→国内FX会社は悪質な悪徳業者が多い?ノミ行為が合法化されてるって本当か?
異業者間の両建て取引の制限や規制に関するよくある質問まとめ!
この記事を読むことで国内FX会社では異業者間の両建て取引が認められていることがわかったと思います。
メリットもデメリットもあることですが、スワップ狙いのサヤ取り取引などはリスクを抑制できる取引手法のひとつ。
ここでは異業者間で両建て取引を開設する際のよくある質問をまとめて紹介しますのでトレード時の参考にしてください。
国内FX会社で異業者間の両建て取引をする際の資金は多いほうがよいですか?
回答
- 国内FX会社で異業者間の両建て取引を行う際には、より多くの資金を用意できる人には様々なメリットがあります。
- ます保有するロット数が増えることで獲得できるスワップポイントが増加し、証拠金維持率が高くなることで強制ロスカットのリスクを回避できます。
- 国内FX会社は海外FX業者と比較すると、ロスカット水準が100%と非常に高いので、高い証拠金維持率をキープしておくことが求められます。
- スワップ狙いのサヤ取り手法ではレバレッジをかけたトレードよりも、強制ロスカットリスクが低い低レバレッジの方が好まれます。
- 軍資金は少いよりも多いほうが市場の影響を受けにくい状態で中長期でポジションを保有してプラススワップで稼ぐことができます。
国内FX会社と異業者間の両建て取引を認めていない海外FX業者で両建てすればばれないと思いませんか?
回答
- あなたが異業者間の両建て取引を行おうと思っているなら、国内FX会社とか海外FX業者というもので判断せずに、他の海外FX会社との両建て取引を認めているのかを基準にしてください。
- 国内FX会社と海外FX業者であればばれないと考える人もいますが、共通の取引プラットフォームを利用していれば、そこから取引履歴がチェックされて発覚します。
- 海外FX業者の中には定期的に取引履歴を検証するシステムが導入されているところもあるので、そこでAIなどが怪しい取引を検知して異業者間の両建て取引でもバレてしまいます。
- 利用規約違反の禁止行為が発覚した場合は、利益や口座残高の没収、アカウント凍結や口座凍結などの厳しい処分が行われますので、絶対に止めてください。
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異業者間の両建て取引を行う場合、スプレッド狭いことが重要な理由はなんですか?
回答
- 新興国の通貨の中にはスワップポイントよりもスプレッドが広い場合があるので、より狭いスプレッドで取引できるFX会社を見つける必要があります。
- そのような状態でも異業者間の両建て取引でプラススワップが発生していれば、いづれはスプレッドをスワップポイントによる利益が上回ることが想定できます。
- ただ収益がプラスに転じるまでの日数がかかってしまうことになり、最終的な利益を圧迫しますので、スプレッドは狭いFX会社を見つけることが大切です。
スワップ狙いのサヤ取り手法には逆ザヤリスクがあるって本当ですか?
回答
- スワップ狙いのサヤ取り手法を異業者間の両建て取引で行う場合、プラススワップがマイナススワップよりも多いことが最低条件です。
- しかし政策金利の変化や為替レートの変動、FX会社のスワップポイントの変化などによって、まれに逆ザヤ状態になってい舞うことも。
- 逆ザヤ状態になると毎日マイナススワップ分の支払いを行わなければならないので、異業者間の両建て取引を解消する必要があります。
- 逆ザヤリスクは常に存在していますので、異業者間の両建て取引時にも日々のチェックは怠らないでください。
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異業者間の両建て取引にも強制ロスカットされ追証は発生するリスクがありますか?
回答
- 異業者間の両建て取引はあくまでも為替変動リスクを回避して、スワップポイントによる利益の獲得を狙う取引手法です。
- しかし相場が一方向に大きく動いた場合、片方の口座は含み益が増えてもう片方の口座には含み損が増えていきます。
- その結果、片方の口座の証拠金維持率が低下して強制ロスカットされることも。
- 国内FX会社で強制ロスカットされマイナス残高になれば、追証が発生するのは周知の事実ですよね。
- 国内FX会社には証拠金維持率が100%を下回っただけでも追証を請求されるところもあるので、異業者間の両建て取引を行う際には取引条件や取引ルールもしっかり確認しておいてください。
異業者間の両建て取引ではレバレッジ設定は低めにすべきって本当ですか?
回答
- スワップ狙いのサヤ取り手法として異業者間の両建て取引を行う際にはできるだけ設定するレバレッジは低めにしておくべきでしょう。
- アービトラージとして異業者間の両建て取引で行う場合、短期的な利益ではなく中長期の利益を狙うことがほとんど。
- レバレッジが高ければ高いほど強制ロスカットされるリスクが高まりますので、スワップ狙いのサヤ取り手法には向かないということ。
- FX会社のレバレッジはポジションの注文時にあなた自身で設定できるものなので、1〜2倍位が良いと思います。
- 銀行の利息+αくらいのレベルで考えておくと良い感じだと思いますよ。
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FXのスワップサヤ取り生活は異業者間の両建て取引で可能ですか?
回答
- FXのアービトラージでスワップサヤ取り生活をしたいという人もいると思いますが、基本的に少い軍資金では難しいと思います。
- スワップサヤ取り生活のために行うFXのアービトラージ取引で得られる1日の利益は本当に僅かです。
- それを積み上げて毎月数万円になる人はいますが、流石にそれだけで生活するのは厳しいと思います。
- 実家暮らしで家に1円も入れない人なら可能かと思いますが、FXの利益で生活するなら裁量トレードができないと難しいと思いますよ。
異業者間の両建て取引でサヤ取りに失敗するのはどのような場合がありますか?
回答
- 異業者間の両建て取引でサヤ取りに失敗するのは、予想通りの相場が動かない場合や両建てポジションが予想通りに維持できない場合です。
- サヤ取りは、売りと買いの2つのポジションを持つので予想通りに相場が動かない場合の損失額は2倍になりますので、あらかじめ損切りポイントを決めておくべきでしょう。
- また片方の口座がロスカットされたり、スワップポイントの差額が縮小したり、同時に決済注文できない場合も両建てポジションを予想通りに維持できない原因になります。
- FX会社の選び方を間違えていたり、損失が出ているFX会社の取引口座に資金移動(追加入金)などをしていないと異業者間の両建て取引は失敗する結果に。
- 口座残高の管理や日々の状況の推移などをしっかり把握して調整しないと失敗しますので、十分に注意してください。
国内FX会社では異業種間の両建て取引を行うことでスワップ狙いのサヤ取り手法を実践できます。
ただ証拠金維持率を確認しておかないと強制ロスカットされ、すぐに両建て取引が解消されることも。
国内FX会社は海外FX業者と違いゼロカットシステムがないので、取引時の証拠金維持率は非常に重要なバロメーターですよ。
おすすめ記事→FXの追証は日本だけ?海外FXにゼロカットがあり日本にない理由まとめ!
日本人投資家におすすめの海外FX業者最新ランキング
ここからは日本人投資家におすすめな海外FX業者ランキングを紹介していきます。
FX会社ごとに様々な特徴がありますし、日本人がアカウント登録や口座開設ができる海外FX業者は100社以上もあるのでどこが良いのかわからないかもしれません。
多くのFX会社があると目移りする人もいると思いますので、このサイトでは特におすすめの業者のみ厳選して紹介しています。
あなたが海外FX業者を選ぶ際の参考になるような情報満載ですので、しっかりチェックしてください。
XMTrading(XMトレーディング)│海外FX業者おすすめランキング1位
海外FX業者おすすめランキング1位はXMTrading(XMトレーディング)です。
XMTrading(XMトレーディング)の特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 最も多くの日本人が口座開設をしており、海外FXをする人の約7割とも言われている。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日9時〜21時、メールサポートは24時間受付しており回答は1営業日とスムーズに返信してもらえる。
- 口座開設ボーナスが13,000円、入金ボーナスが最大10,500ドル分もらえる。
- 金融ライセンスはセーシェル金融庁(FSA)発行の証券ディーラーライセンス番号SD010とモーリシャス金融サービス委員会(FSC)発行の証券ディーラーライセンス番号GB20025835を取得している。
- 最大レバレッジは1,000倍まで可能なのでハイレバトレードもできる。
- 口座タイプは4種類あり、スキャルピング向きのKIWAMI極口座もある。
- 100種類以上の金融商品や仮想通貨CFD、株式CFDなどの取引が可能。
XMTrading(XMトレーディング)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
13,000円 | 最高10,500ドル | 最大1,000倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.6pips | セーシェル政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
8種類 | 6種類 | 平日9時〜21時 |
始めての海外FX業者でどこに口座開設しようと悩んでいるなら、XMTrading(XMトレーディング)を選んでおけば失敗はありません。
XMTrading(XMトレーディング)の運営会社や取得している金融ライセンスの情報、開設可能な口座タイプに関してはこれらの記事を参考にしてください。
おすすめ記事
Exness(エクスネス)│海外FX業者おすすめランキング2位
海外FX業者おすすめランキング2位はExness(エクスネス)です。
Exness(エクスネス)の特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 最大レバレッジは無制限(約21億倍)なので、非常に資金効率のよいトレードができる。
- 証拠金維持率が0%になるまでロスカット(ストップアウト)されないだけではなく、ストップアウト保護機能まで搭載されている。
- 高額出金にも対応し、銀行送金での出金時間も早くて使い勝手が良く出金面の評判が高い。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日8時〜24時、メールサポートは24時間受付しており回答は1営業日とスムーズに返信してもらえる。
- 金融ライセンスはセーシェル諸島発行の証券ディーラーライセンス番号SD025を取得している。
- グループ会社で正規の金融ライセンスを合計で7つも取得・更新しているので安全性や信頼性が非常に高い。
- 全世界で80万人以上のアクティブトレーダーがおり、従業員数も2,400名以上と世界最大規模の金融証券ディーラーとして人気が高い。
- 取引手法やポジションに関する制限が一切なく、自由な取引環境が用意されている。
- 複数口座間の両建て取引や異業種間の両建て取引を行っても利用規約違反の禁止事項に該当せず、口座凍結されることがない。
- 口座タイプは5種類あり、いずれもFX業界の平均以下のスプレッドが適用されてる。
- ボーナスは一切もらえないがスキャルピング向きの口座タイプが用意されている。
Exness(エクスネス)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
なし | なし | 無制限 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.7pips | セーシェル政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
11種類 | 11種類 | 平日8時〜24時 |
自由な取引環境を求める人、投資資金の効率を最大化したい人におすすめなのがExness(エクスネス)です。
Exness(エクスネス)の運営会社や取得している金融ライセンスの情報、開設可能な口座タイプに関してはこれらの記事を参考にしてください。
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HFM(エイチエフエム)│海外FX業者おすすめランキング3位。
海外FX業者おすすめランキング3位はHFM(エイチエフエム)です。
HFM(エイチエフエム)のFX会社としてのおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 最大で750,000円分(5,000ドル)の入金ボーナスがもらえるので、高額な入金ボーナスを使ったトレードができる。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日の9時〜24時まで対応している。
- 口座タイプが5種類あり、好きな取引口座を開設して好みの取引手法を選んでトレードできる。
- 最大レバレッジは2000倍まで設定できるのでハイレバトレードにも対応している。
- 非常に狭いスプレッド設定が人気でゼロ座(Zero口座)はNDD方式のECN口座になっている。
- コピートレードが人気で実際の取引利益を確認することもできEAのような使い方ができる。
- セントビンセント・グレナディーン諸島の金融庁が発行した金融ライセンスを取得している。(登録番号:22747 IBC 2015)
- 世界で18ヶ国以上に系列会社があり、グループ全体で7個以上の金融ライセンスを取得している。(CySECやFCA、DFSAなど信頼性の高いライセンスも取得済み。)
- 投資家の資金は分別管理されており、会社の運転資金とは完全に分離されている。
- 最大500万ユーロまで補償してくれるRenaissance Insurance Reinventedという民事賠償保険制度に加入している。
HFM(エイチエフエム)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
なし | 最大75万円(5,000ドル) | 最大2000倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.62pips | セントビンセント グレナディーン | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
6種類 | 6種類 | 平日9〜24時 |
狭いスプレッドでトレードしたい人やボーナスも使ってお得にトレードしたい人におすすめの海外FX業者がHFM(エイチエフエム)です。
世界規模の大手海外FX業者なので、安全性や信頼性も高くて海外FX初心者でも安心して口座開設することができるのもおすすめポイントのひとつ。
HFMの運営会社概要やグループ全体で取得している金融ライセンスやHFMの安全性や信頼性に関する情報はこれらの記事を参考にしてください。
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BigBoss(ビッグボス)│海外FX業者おすすめランキング4位
海外FX業者おすすめランキング4位はBigBoss(ビッグボス)です。
BigBoss(ビッグボス)のFX会社としてのおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 口座開設ボーナスが5,000円、入金ボーナスが最大13,700ドル分もらえるなど、とにかく高額な入金ボーナスが人気のFX会社です。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットもメールサポートも平日なら10時〜25時まで対応している
- 口座タイプが3種類あり、好みの取引口座を開設して様々な取引手法でトレードできる。
- デラックス口座は独自のカスタマイズができることであなた専用の取引口座に成長させることができる。
- 金融ライセンスはセントビンセント・グレナディーン金融庁のLICENCE NO. :380 LLC 2020を取得している(グループ内で3つ取得済)。
- 最大レバレッジは2,222倍まで可能なのでハイレバトレードもできる。
- 非常に狭いスプレッド設定が人気でプロスプレッド口座はNDD方式のECN口座になっている。
- 出金時間は比較的早く、500万円までの出金時の場合は銀行送金でも2〜5営業日程度で着金する
- 投資家の資金は分別管理されており、会社の運転資金とは完全に分離して管理されている。
- 取引する度にBigBossポイント(BBP)がもらえたり、VIP向けのロイヤルティプログラムが充実している。
BigBoss(ビッグボス)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
5,000円 | 最大13,700ドル | 最大2,222倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.47pips | セントビンセント グレナディーン | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
10種類 | 4種類 | 平日10〜25時 |
高額なボーナスが欲しい人や自分専用にカスタマイズした取引口座でトレードしたい人におすすめのBigBoss。
BigBossの運営会社や取得している金融ライセンス情報や、カスタマイズ可能なデラックス口座に関する情報はこれらの記事を参考にしてください。
おすすめ記事
FXGT(エフエックスジーティー)│海外FX業者おすすめランキング5位
海外FX業者おすすめランキング5位はFXGT(エフエックスジーティー)です。
FXGTの特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 口座開設ボーナスが15,000円、入金ボーナスが最大143万円分もらえるなど、とにかく高額なボーナスが人気のFX会社です。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットもメールサポートも24時間対応している。
- 口座タイプが6種類もあるので好みの取引口座を開設して様々な取引手法でトレードできる。
- 最大6日間のスワップフリー口座があり、中長期トレードでもスワップ負けしにくい特徴がある。
- 金融ライセンスはセーシェル諸島発行の証券ディーラーライセンス番号SD019やCySEC(キプロス証券取引委員会)発行の382/20、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)発行の700601など多数取得している。
- 最大レバレッジは5000倍まで可能なのでハイレバトレードもできる。
- 仮想通貨CFDが充実しており、63種類もの取引銘柄のトレードができる。
- 出金時間が早くて出金面でストレスを感じにくく、出金に関する評判は良いものが多い。
- 投資家の資金は高格付けの優良銀行に分別管理で会社の運転資金とは完全に分離して管理されている。
- 独自のブローカー向け賠償責任保険に加入しており、最大1,000,000ユーロ(約1億円)までのリスク保証がある。
FXGTの基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
15,000円 | 最大143万円 | 最大5000倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.8pips | セーシェル政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
11種類 | 11種類 | 24時間対応 |
高額なボーナスが欲しい人や仮想通貨CFDの取引をしたい人におすすめなのがFXGTです。
FXGTの運営会社や取得している金融ライセンスの情報、開設可能な口座タイプに関してはこれらの記事を参考にしてください。
AXIORY(アキシオリー)│海外FX業者おすすめランキング6位
海外FX業者おすすめランキング6位はAXIORY(アキシオリー)です。
AXIORY(アキシオリー)の特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 全額信託保全ありで最大2万ユーロまでの補償サービスがある。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日9時〜24時、メールサポートは24時間受付しており回答は1営業日とスムーズに返信してもらえる。
- 口座タイプが5種類あるので、好みのものを選ぶことができる。
- 海外FX初心者から上級者まで使えると評判のFX会社。
- 金融ライセンスはベリーズ政府発行のライセンスNo. 000122/405を取得している。
- 最大レバレッジは400倍と少し低めに設定されている。
- 海外FX業者の中でもトップクラスのスプレッドの低さ。
- 約定力は99.99%と非常に高く、スキャルピングにも向いている。
- スキャルピングの制限がなく、EA(自動売買)での取引も可能。
AXIORY(アキシオリー)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
なし | 不定期開催 | 最大400倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.8pips | ベリーズ政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
10種類 | 8種類 | 平日9時〜24時間 |
高い約定力と非常に狭いスプレッドで様々な金融商品のトレードをしたい人におすすめなのがAXIORY(アキシオリー)です。
国内FXは異業者の両建てOK?スワップ狙いのサヤ取り手法に役立つのかの記事まとめ
この記事では国内FX会社では異業者間の両建て取引が認められているのか。
アービトラージによるスワップ狙いのサヤ取り手法で利益を得ることができるのかということについてメリットやデメリットも含めて説明してきました。
まとめ
- ほとんどの国内FX会社で異業者間の両建て取引を認めているが海外FX業者ではExness(エクスネス)などごく一部しか認められていない。
- 海外FX業者で異業者間の両建て取引が認められないのはゼロカットシステムを悪用でき、結果としてFX会社がマイナス残高の支払いを肩代わりしなければならないから。
- 国内FX会社で異業者間の両建て取引が禁止されていない理由は、ゼロカットシステムがないので、異業者間で両建て取引を行われても損失が発生しないから。
- FXのアービトラージ取引は、異なる市場や取引所で同一の資産(通貨ペア)を異なる価格で取引することによって、価格差を利用して利益を得る取引手法のこと。
- 異業者間の両建て取引時にはスワップポイントや相場が日々変化するので完全放置で大きく稼ぐことはできない。
<<FXの代表的なサヤ取り手法>>
- 正相関通貨の金利差(スワップポイント)を狙ったサヤ取り手法
- 異業者間のスワップ差を狙ったスワップサヤ取り手法
<<異業者間の両建て取引の注意点>>
- 強制ロスカットされない証拠金維持率をキープしていること。
- スワップ差が継続的に開いている組み合わせになっていること。
- スプレッドが狭く取引コストが安定していること。
国内FX会社ではゼロカットシステムがない分、異業者間の両建て取引が認められている傾向があります。
アービトラージによるスワップ狙いのサヤ取り手法はリスクヘッジしながらコツコツと利益を積み上げることができる取引手法のひとつ。
海外FX業者でも異業者間の両建て取引を認めている会社がありますので、それぞれのスワップポイントなども比較して口座開設してください。
この記事でもいくつかの海外FX業者を紹介してきましたが、異業者間の両建て取引を認めているのがExness(エクスネス)です。
Exness(エクスネス)は最大レバレッジ制限がないFX会社として多くの日本人トレーダーに人気の海外FX会社。
少ない資金で効率的なトレードを行いたい人も安心してポジションを持てるようにゼロカットシステムが導入されているメリットも。
どれだけ高いレバレッジを設定しても、追証なしで借金のリスクがない安全なトレードができる海外FX業者のひとつ。
ボーナスは一切もらえませんが、FX業界の平均以下のスプレッドが適用されていることでスキャルピングトレーダーにもおすすめの海外FX会社です。
国内FX会社よりも多くの取引チャンスがあり、多くの金融商品をリスクなくハイレバトレードができると評判の海外FX業者。
どのような違いや特徴があるのか、何を基準に会社選びを行えばよいのかなどの情報を知りたい人はこの記事を参考にしてください。