海外FX業者は個人口座でトレードをするよりも法人口座を開設するのがおすすめなのか。
法人口座を開設する際には、FXトレードで法人化する際のメリットやデメリットについても理解しておくべきだと思います。
以前よりも日本人が口座開設可能な海外FX業者は少なくなっている傾向も。
法人口座が開設できるおすすめの海外FX業者はどこか、法人口座のメリットやデメリットも含めて紹介します。
海外FX業者の法人口座でトレードするなら、ある程度まとまった利益がないとあまり意味がありませんので、法人化のタイミングはしっかり考えるようにしてください。
>>HFMの入金ボーナスの条件や受け取り方、使い方や反映されない理由などに関してはこの記事を参考にしてください。
おすすめ記事→HFM(エイチエフエム)の入金ボーナスの受け取り方や使い方、出金条件や注意点などの情報まとめ。
海外FXの法人口座とは?どのような特徴がある取引口座なのか?か
まず最初に海外FX業者の法人口座とはどのような取引口座のことなのかというと、
法人口座とは?
- 海外FXの法人口座とは、法人名義でのみ開設が可能な取引口座になるので、必ず法人設立が必要になります。
- 法人口座を開設する際には、株式会社や合同会社、合資会社などの営利法人が必要になり、フリーランスなどの個人では例え屋号があっても法人口座を設立することはできません。
法人口座を開設するためには必ず法務局に法人として届け出て認められている必要がありますし、法人口座設立のためには様々な書類が必要になります。
インボイス制度に登録している状態でも、個人であれば海外FX業者で法人口座の設立はできませんので諦めてください。
海外FX業者の法人口座と個人口座では取引環境や取引条件は基本的に同じです。
海外FX業者で法人口座を開設したからといって、個人口座と異なる取引環境が提供されるわけではありません。
取引環境などについて
- トレードに使う取引プラットフォームは基本的にMT4やMT5ですし、レバレッジやスプレッドが法人口座だと優遇されるということはありません。
- また口座開設ボーナスや入金ボーナスがある海外FX業者であれば、法人口座でも同様のボーナスを受け取ることができるでしょう。
- 法人口座でトレードをする人は取引量が多くなる傾向があるので、VIP会員になりやすい部分はありますが、それは個人口座で取引していた場合と招待条件や昇格条件が変わるわけではありません。
法人口座を開設しても、個人口座よりも優位な取引環境を提供されることも、不利な取引環境を提供されることもありませんので、その点は誤解しないでください。
おすすめ記事→FXは損切りするから負ける?損切りしなければ勝てるのか?
なぜ海外FX業者で法人口座の設立を考える人がいるのかと言うと、
海外FXの法人口座は個人口座よりも税制面で優遇されており支払う税金が少なくなる
海外FX業者の法人口座を開設したいと考える人の一番の理由が税金ではないでしょうか。
税金の違いについて
- 個人で海外FXの取引収入があった場合は、累進課税制度が適用され住民税も含めば最高税率は55%近くになり、取引利益の半分以上が税金として徴収されます。
- 法人口座で取引した場合の最高税率は23.2%と半分以下に支払う税金を抑えることができます。
- 他にも計上できる経費が増えたり、損失の繰越や損益通算などでメリットがあるので、法人口座の開設を考えている人がいます。
細かい税率や税金の仕組みは後ほど紹介しますが、税金に関する部分が法人口座を開設する一番の魅力です。
ただ法人口座が必要なのは年間数千万円の利益を安定的に獲得できる人に限られますので、まだそこまで行っていなければ個人口座で十分だと思いますよ。
おすすめ記事→FXの長期保有と短期保有の特徴や違い、メリットとデメリットまとめ!
法人口座が開設できる海外FX業者
海外FXの個人口座と法人口座にはどのような違いを一覧で比較すると?
海外FX業者の個人口座と法人口座の条件にどのような違いがあるのかというと、
項目 | 個人口座 | 法人口座 |
名義人 | 個人名 | 法人名 |
最高税率 | 約55%(住民税含む) | 約30.62% |
経費の範囲 | 限定的 | かなり広い |
損失繰越 | できない | 最大10年間 |
損益通算 | 少しできる | かなり広い |
含み損益 | 計上なし | 計上あり |
税務申告 | 確定申告 | 決算が必要 |
赤字の納税 | 不要 | 必要 |
設立費用 | 無料 | 25万円前後 |
法人維持費用 | なし | 最低7万円 |
このように海外FX業者の個人口座と法人口座では様々な部分で違いがありますので、それらを比較した上でしっかり判断する必要があります。
安易な気持ちで法人口座を開設するためだけに法人化することはデメリットしかないので、しっかり熟考して判断するようにしましょう。
ここからは海外FXの個人口座と法人口座で特に気になる違いについて説明していきますので、参考にしてください。
海外FXの個人口座と法人口座では税率や税金に違いがある。
海外FX業者を使って個人が取引をした場合は、最終的な所得に対して所得税と住民税を支払う必要があります。
国内FX会社と違い海外FX業者の課税方式は雑所得の総合課税なので、累進課税制度が適用され、稼げば稼ぐほど納税額が増えていく仕組みが適用されています。
<<海外FXの個人口座の税金>>
海外FXの個人口座では具体的にどのような税率が適用されるのかと言うと、
課税所得 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円超~330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円超~695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円超~900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円超~1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超~4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
累進課税の最高税率は45%ですが、海外FXの税金はこれだけではありません。
上記所得税に追加して、復興特別所得税が所得税2.1%、住民税が約10%追加されるので合計15〜55%程度の税金が課せられる状態だということ。
こんな高い税率なので個人口座ではなく、法人口座の開設をしたい人が多いのも納得できます。
<<海外FXの法人口座の税金>>
海外FX業者の法人口座で取引した際に必要な税金は、法人税、地方法人税、住民税、事業税、特別法人事業税になります。
具体的にどのような税率が適用されるのかというと、
課税項目 | 税率 |
法人税 | 23.2% |
地方法人税 | 10.4% |
住民税 | 10.4% |
事業税 | 1.18% |
特別法人事業税 | 2.9% |
上記税率を元に最終的な実効税率を計算すると、30.62%となりますので、最大で25%近くも税率に違いが出るので、多少の経費負担をしても十分にペイできますよね。
法人の実効税率の計算は複雑で、事業税と特別法人事業税が他の税金と異なり、損金算入が可能なため減税効果を反映した計算方法が必要となります。
法人実効税率の詳細については、業種や企業規模によっても適用される税率が異なる場合もあるので、各自治体や税理士に相談して最終的な確認を行いようにしてください。
おすすめ記事→海外FXの税金の計算方法、確定申告のやり方や節税方法まとめ!
海外FX業者で法人口座を開設するのがおすすめな人のタイプは?
海外FX業者の個人口座と法人口座でトレードする際の一番の違いが税金(税率)だということがわかったと思います。
ではどんなタイプの人が海外FX業者で法人口座を開設するのがおすすめなのかというと、
法人口座がおすすめな人
- 海外FX業者で法人口座を開設するのがおすすめな人は海外FX業者で年間1,000万円以上の収入があるような人、利益が大きいトレーダーほど法人口座を利用するメリットがあります。
- 法人口座では損益通算や損益繰越ができますし、個人口座と比較すると経費として認められる項目も増えるので税金対策(節税対策)としても効果的です。
ただ法人口座はあくまでも法人格に対してのみ開設が許されているので、個人でいくら稼いでいても法人設立をしていなければ、法人口座の開設はできません。
海外FX業者の個人口座で稼いでいる人がどのような税金対策ができるのかはこの記事を参考にしてください。
おすすめ記事→海外FXの税金対策、節税方法や経費計上のやり方で納税額が変わる!
海外FX業者で法人口座を開設する際に必要になる書類と口座開設の流れは?
海外FX業者の法人口座の開設の流れは基本的に個人口座と同じですが、口座開設に必要な書類に大きな違いがあります。
しかも必要な書類はあなた個人のものだけではなく、役員や株主が複数いる場合はその全員の書類を用意しなければならないということ。
これが非常にネックなので、一人社長で法人成りしたような人でないと、全役員や株主の協力を得られないかもしれません。
海外FX業者で法人口座を開設するために必要な書類の一例は?
具体的に海外FX業者で法人口座を開設するために具体的にどのような書類が必要になるのかというと、
必要書類について
- 履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
- 会社定款
- 法人住所確認書類
- 取締役決定書
- 法人代表者の身分証明書(パスポートや運転免許証)
- 法人代表者の住所証明書(公共料金の請求書など)
- 株主名簿や株式所有証明書
- 取引担当者の身分証明書と住所証明書
上記以外にも20%以上の株式を保有している大口株主がいる場合は、その人の身分証明書と住所確認書類が必要になることも。
会社の規模が大きくなればなるほど法人口座の開設のハードルが上がっていきますので、その点も覚えておいてください。
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海外FX業者で法人口座を開設するための流れや手順を紹介すると、
海外FX業者で法人口座を開設するために必要な全ての書類が揃ったら後は口座開設手続きを行うだけです。
具体的にどのような流れで法人口座の開設手続きを行えばよいのかと言うと、
法人口座開設の流れ
- 業者の選定:信頼できる海外FX業者を選びます。
- 必要書類の準備:必要書類を全て用意してください。
- 口座開設申請フォームの記入:選んだ海外FX業者の公式サイトで口座開設手続きを開始します。
- 必要書類の提出:準備した書類をスキャンして公式サイトにアップロードします。
- 審査と口座開設:業者が審査を行いますので、審査が通れば法人口座が開設され取引を開始できます。
- 取引口座へ入金:必ず法人名義の銀行口座やクレジットカードなどから入金します。
- 取引開始:取引口座内に着金したら、後は好きな金融商品のトレードを行うだけです。
海外FX業者の法人口座は個人口座とは違い、提出された書類の審査が行われますので、そこは仕方がないことだと思います。
書類点数が多いので、その確認にも時間がかかりますから、口座開設の報告やログイン情報が送られてくるまでは待つしかありません。
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海外FX業者で法人口座を開設するメリットは何があるのか?
海外FX業者で法人口座を開設するのはやや用意する種類も多く大変な手間がかかることが予想されます。
しかしそれ以上に様々な部分でメリットが多いので、やはり法人口座の開設はおすすめです。
具体的に法人口座にどのようなメリットがあるのかというと、
法人口座のメリットについて
- 支払う税金が安くなる可能性が高い。
- 経費計上できる項目が増え利益を圧縮できる。
- 損益通算ができる範囲が広がる。
- 損失を最大10年間繰り越すことができる(繰越控除)。
- 利益を使って別事業を行うこともできる。
- 決算時期を自由に決めることができる。
それぞれどのようなことなのか紹介していきますので、法人口座開設時の参考にしてください。
支払う税金が安くなる可能性が高い。│海外FX法人口座のメリット
海外FX業者で法人口座を開設するメリットは、支払う税金が安くなる可能性が高いことです。
税金について
- 同じ海外FX業者で口座開設した場合も個人口座と法人口座では適用される税率に違いがあるので、最終的に支払う税金が安くなる可能性があります。
- 個人口座での最高税率は約55%ですが、法人口座の実効税率は30.62%ほどと最高で25%ほども税率に違いが出ますので、支払う税金が安くなるのも当然ですよね。
ちなみに個人口座の税率が30%を超えるのは695万円以上(所得税23%と住民税10%で合計33%)なので、それ以上の年間利益がある場合は法人口座の方が納税額が少なくなる可能性が高いと理解しておいてください。
経費計上できる項目が増え利益を圧縮できる。│海外FX法人口座のメリット
海外FX業者で法人口座を開設するメリットは、経費計上できる項目が増え利益を圧縮できることです。
経費について
- 海外FX業者で個人口座を使っている場合に経費計上できるものを紹介すると、トレード専用のパソコンやスマホ本体費用・ネット回線費用(Wifi回線やスマホ回線)・トレード専用デスクや椅子、モニター代金・FXに関するセミナー費用(セミナー代金、移動費、宿泊費など)・FX関連書籍費用・自動売買システムやVPS費用・FX関連の交通費・FX関連の飲食費(接待交際費)などです。
- 法人口座になると、事務所に関する全ての費用(家賃・光熱費など、役員報酬や交通費、生命保険料や退職金なども経費として計上することができるようになります。
経費計上できる項目が広がることで実質的な課税所得も低くなりますので、税率とセットすることでより納税額が安くなる可能性が高いということ。
やはり税制面の効果というのが法人口座を開設する一番のメリットで花でいでしょうか。
おすすめ記事→海外FXの脱税はバレないは嘘、税金に抜け道はなく逃げられないって本当か?
損益通算ができる範囲が広がる。│海外FX法人口座のメリット
海外FX業者で法人口座を開設するメリットは、損益通算ができる範囲が広がることです。
損益通算について
- 個人口座の場合も損益通算は可能ですが、アフィリエイトや物販など雑所得の総合課税で申告するものだけが対象になります。
- しかし法人口座でトレードした場合は、同一法人内の全ての事業との損益通算が可能になるので、損益通算の対象項目が広がることになります。
損益通算できる範囲も項目も広がることでFX取引で大きな利益や大きな損失が出た場合でも、税金の支払い金額に対して良い効果が期待できるということ。
損失を最大10年間繰り越すことができる(繰越控除)。│海外FX法人口座のメリット
海外FX業者で法人口座を開設するメリットは、損失を最大10年間繰り越すことができる(繰越控除)ことです。
繰越控除について
- 海外FX業者の個人口座は国内FX会社の個人口座と違って損失繰越ができないようになっています。(国内FX会社の場合は3年間の損失繰越が可能)
- しかし法人口座で行ったトレードであれば、最大10年間は損失繰越ができるので、損益通算後に損失が残ってしまった場合でも最大10年間は納税額を少なくすることができる可能性があります。
損失の繰越ができることも海外FX業者で法人口座を開設することで得られる大きなメリットのひとつです。
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利益を使って別事業を行うこともできる。│海外FX法人口座のメリット
海外FX業者で法人口座を開設するメリットは、利益を使って別事業を行うこともできることです。
別事業について
- 法人口座で行った取引利益は同一法人内の別事業の資金に使っても何ら問題ありません。
- 大きな利益が出た時に不動産の購入費用にあてたり、新規事業の立ち上げ費用にしたり、社員の給料の支払いに充当しても良いということ。
同一法人内であれば損益通算と損失繰越ができるので、様々な部分でメリットがあります。
決算時期を自由に決めることができる。│海外FX法人口座のメリット
海外FX業者で法人口座を開設するメリットは、決算時期を自由に決めることができることです。
決算時期について
- 個人の決算は毎年12月31日で確定申告は翌年の2月15日〜3月15日までに行わなければならないことで、決算に関する自由度が低い部分があります。
- しかし法人の決算は法人設立日になり、それが決算の基準になるので12月31日以外でもOKなんです。
- 仮に4月1日に法人登記を行って法人設立すれば、決算をするのが翌年の6月1日までの2ヶ月間になるということ。
法人化する際には支出が多い時期や業務の繁忙期を避けることで、スムーズに決算処理を行うことができます。
海外FX業者の法人口座には本当に様々なメリットがありますので、年間利益が大きな人は法人化することも考えてみてください。
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法人口座が開設できる海外FX業者
海外FX業者で法人口座を開設することで起こるデメリットには何があるのか?
海外FX業者で法人口座を開設することにはメリットがあればデメリットもあります。
具体的に法人口座を開設することでどのようなデメリットがあるのかというと、
法人口座のデメリットについて
- 法人設立のための費用やコストが発生する。
- 最終利益が赤字でも納税しなければならない。
- 含み益でも課税対象として申告する必要がある。
- 利益が会社の資産なので自由に出金したり使えなくなる。
- 税理士や社労士などの顧問費用が発生する。
- 事業に失敗し法人を解散する際にも費用が必要になる。
法人化して法人口座を開設することには上記のようなデメリットも存在していますので、海外FXのために法人口座を開設しようとしている人はしっかり考えてください。
それぞれどのようなことなのか紹介すると、
法人設立のための費用やコストが発生する。│海外FX法人口座のデメリット
海外FX業者で法人口座を開設することで発生すれデメリットは、法人設立のための費用やコストが発生することです。
法人設立費用について
- まず海外FX業者で法人口座を開設するためには法人格を持っている必要があります。
- 株式会社の設立コストは25万円前後で、合同会社の設立費用費用は10万円前後はかかります。
- この中には定款用収入印紙代や登録免許税など自分で頑張って法人設立手続きをした場合でも絶対に支払わなければならない費用が含まれていますので、削減できないということ。
また様々な書類を事前に準備する必要がありますし、行政書士などに申請をお願いする場合はその分のコストも追加されます。
個人で取引をする場合と比較すると事務手続きの準備にかかる時間や費用が多くかかりますので、その点はあらかじめ理解しておいてください。
最終利益が赤字でも納税しなければならない。│海外FX法人口座のデメリット
海外FX業者で法人口座を開設することで発生すれデメリットは、最終利益が赤字でも納税しなければならないことです。
赤字申告時の税負担について
- 個人事業主の場合は年間収支が赤字であれば、確定申告は必要ですが納税をする必要はありません。
- しかし法人の場合は赤字でも、年間7万円ほどの法人住民税を必ず納付する必要があるので、利益がないだけではなく持ち出しも発生するということ。
- また法人住民税は利益ではなく会社の規模た従業員数などで決定されるので、それも支払う必要があります。
個人なら赤字での税負担はありませんが、法人はそのような甘い状況ではないので、安定的に利益を出せない場合は法人設立はあまりおすすめできません。
おすすめ記事→海外FXでハイレバスキャルピングをするメリットやデメリットまとめ!
含み益でも課税対象として申告する必要がある。│海外FX法人口座のデメリット
海外FX業者で法人口座を開設することで発生すれデメリットは、含み益でも課税対象として申告する必要があことです。
含み益について
- 個人の場合、含み益がある状態でも決済しなければ課税対象になりません。
- しかし法人の場合は含み損でも含み益でも全て会社の流動資産になるので、必ず決算時には申告しなければなりません。
- 個人口座では可能な一部の利確による所得調整が法人口座ではできないということ。
- 含み益は会社の利益、含み損は会社の損失という形で毎月締め日に計算して月次推移損益計算書などに落とし込まなければなりません。
翌年への利益の持ち越しができないことで、納税額が増える可能性もあるので、この点は法人である以上、仕方がないことだと諦めてください。
利益が会社の資産なので自由に出金したり使えなくなる。│海外FX法人口座のデメリット
海外FX業者で法人口座を開設することで発生すれデメリットは、利益が会社の資産なので自由に出金したり使えなくなることです。
利益の出金について
- 個人であればいつでも取引利益を出金して好きなことに使うことができますが法人は違います。
- 法人口座の残高も取引利益も会社のお金なので、自分勝手に出金して無駄遣いするのは横領のようなものです。
- いくら高額な取引利益を獲得できても自由に出金することはできませんし、一度決めた役員報酬は年度の途中で金額の変更を行うことができません。
- 多めの役員報酬にして途中でFXで稼げなくなっても一度決めた役員報酬は支払わなければならないということ。
実際に支払えなくても住民税や保険料、年金などは全て最初に決めた役員報酬で請求されます。
その負担が大きくのしかかってくることもあるので、役員報酬を決める際には慎重に行うようにしてください。
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税理士や社労士などの顧問費用が発生する。│海外FX法人口座のデメリット
海外FX業者で法人口座を開設することで発生すれデメリットは、税理士や社労士などの顧問費用が発生することです。
顧問費用について
- 法人の決算や月次処理は非常に複雑なので、個人の確定申告を自分でやっていたような人でも、税理士さんを雇用する傾向があります。
- 毎月の顧問費用、決算時の費用などが発生して年間30〜50万円程度のコスト負担は必要でしょう。
- また社員を雇用すれば社会保険や年金加入などの入退社手続きが必要になったり、人事関係のトラブルが起これば社労士さんに間に入ってもらう必要があることも。
- 社労士さんの顧問契約にも年間数十万円は必要になるので、総じてコストが発生することは理解しておいてください。
そういった個人では不要だったコストが会社の収益を思わぬ形で悪化させることもあるので、FXだけで法人成りするのはややハードルが高いと言えるでしょう。
事業に失敗し法人を解散する際にも費用が必要になる。│海外FX法人口座のデメリット
海外FX業者で法人口座を開設することで発生すれデメリットは、事業に失敗し法人を解散する際にも費用が必要になることです。
廃業費用について
- 海外FX用に設立した法人の運営に失敗した際には廃業しなければなりませんが、その際にも様々なコストが発生します。
- 登記費用で約4万円、官報公告費用で約4万円、行政書士に依頼すれば10万円前後、その他にも賃貸物件を借りていればその原状回復費用や在庫処分費用などが発生する場合も。
総額で数十万円から数百万円は必要になることを理解しておく必要があります。
会社は設立するのにも維持するのにも廃業するのにも全てコストが発生しますので、儲からないと損だらけだということ。
10年続く会社は6.3%ほどで20年続く会社は0.4%しかないと言われていますので、本当に総合的に考えないと大失敗することになりますよ。
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海外FXで法人化するタイミングや目安は何を基準にすればよいのか
様々なメリットやデメリットがある海外FXの法人口座ですが、どのようなタイミングで法人化すればよいのか。
法人口座のデメリットの部分を確認したことで、より慎重な判断が必要だということがわかったと思います。
個人的には年間所得が1000万円を超えるような規模になった頃だと思いますが、税金的なことを考えるともう少し所得が少なくてもメリットは十分にあります。
所得と税金で考える海外FXで法人化する際のタイミングは?
前半部分で海外FX業者の個人口座でトレードした際にどのような税率が適用されるのかという話をしたのを覚えていますか?
その際に紹介した税率一覧を再度紹介すると、
課税所得 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円超~330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円超~695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円超~900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円超~1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超~4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
個人口座でかかる経費と法人口座でかかる経費が同額だと考えるならば、法人化するタイミングは明確になります。
法人化のタイミング
- 年間所得が695万円超~900万円以下のゾーンで個人の税率よりも法人の税率の方が低くなるので、ここがひとつの判断基準になるでしょう。
- ただ海外FXで法人化するということは、これ以上の利益をある程度安定的に稼げる必要があるということ。
もしその金額を安定的に稼げる自信がなければ法人化しない方が良いですし、個人の方がより多くの利益を残せるでしょう。
やはり毎月100万円以上の利益を残せるくらいの状態になった時に法人化する方が個人的には安心できると思いますが、最終的にはあなた自信で選んでください。
人によっては安定的に毎月30〜50万円稼げれば経費等も考慮して法人化した方がお得だと考える人もいますので、どのタイミングで法人化するのは本当にあなた次第です。
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海外FX業者の法人口座やFXで法人化することのメリットやデメリットに関するよくある質問まとめ!
この記事を読むことで海外FX業者でも法人口座を開設してトレードできることがわかったと思います。
法人口座の開設にはメリットもデメリットもあることですが、安定して稼げる人の場合は法人化するのもありだと思いますし、その方が税制面のメリットが多い傾向が。
ここでは海外FX業者で法人化して法人口座を開設する際のよくある質問をまとめて紹介しますので、口座開設時の参考にしてください。
海外FXの法人口座で取引する際の税務処理はどうなりますか?
回答
- 海外FX業者での取引でも法人としての利益は、法人税の対象となりますので、個人とは大きく異なります。
- 法人税申告:毎年、税務署に法人税の申告を行う必要があり、申告には利益計算や経費計上が必要です。
- 消費税申告:一定の条件を満たす場合、消費税の申告も必要となります。
- 源泉徴収:従業員や役員に対する給与から源泉徴収を行い、税務署に納付する必要があります。
- その他の具体的な税務処理については、専門の税理士や会計士に相談することをおすすめします。
海外FXの法人口座で利用できるレバレッジはどのくらいですか?
回答
- 海外FX業者では個人と同様に法人にも高いレバレッジで取引できる環境をを提供しています。
- 一般的に最大で1,000倍のレバレッジを利用してトレードすることが可能です。
- ただレバレッジの上限は業者ごとに異なるため、事前に確認するようにしてください。
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海外FX業者で法人口座を開設した場合、個人と同じ取引プラットフォームを利用できますか?
回答
- 法人口座でも個人口座と同じ取引プラットフォーム(例:MetaTrader 4、MetaTrader 5、cTraderなど)を利用できます。
- 同じ取引プラットフォームを利用できることにより、個人と同様に高度な取引ツールが持つ機能を最大限活用した取引を行うことができます。
海外FX業者の法人口座で取引を行う際のリスク管理方法には何がありますか?
回答
- リスク管理は、法人として海外FX業者で取引を行う際にも非常に重要ですので、下記を参考にして考えてみてください。
- レバレッジの適切な利用:高レバレッジを利用する場合でも、過剰なリスクを避けるために慎重に運用する。
- ストップロス注文の設定:損失を限定するために、あらかじめストップロス注文を設定する。
- ポートフォリオの分散:複数の通貨ペアや金融商品に分散投資することでリスクを分散する。
- 定期的なポジションの見直し:市場の変動や経済状況に応じてポジションを定期的に見直す。
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海外FXの法人口座で利用できる取引戦略にはどのようなものがありますか?
回答
- スキャルピング:短期間での小さな価格変動を利用して利益を得る戦略。
- デイトレード:1日のうちにポジションを開閉し、日中の価格変動を利用する戦略。
- スイングトレード:数日から数週間にわたってポジションを保持し、中期的な価格変動を狙う戦略。
- アルゴリズム取引:コンピュータプログラムを利用して自動的に取引を行う戦略。
- ヘッジング:リスクを低減するために異なるポジションを同時に保有する戦略。
- 上記は個人でも法人でも取引を得られる戦略なので、効率を高めた運用ができるように調整してください。
海外FXの法人口座を開設する際に必要な最低資本金はいくらですか?
回答
- 海外FX業者の法人口座を開設する際に必要な最低資本金は、国や取引業者によって異なります。
- 一般的には資本金は要件に存在しない場合が多いですが、業者によっては取引開始にあたり最低預入金額が設定されていることがあります。
- 例えば、初回入金額として数千ドルを要求される場合がありますので、具体的な要件については各業者の規定を確認することが重要です。
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海外FXの法人口座で利用できるボーナスやプロモーションはありますか?
回答
- 多くの海外FX業者は、法人顧客向けにも様々なボーナスやプロモーションを提供しています。
- 例えば、初回入金ボーナス、キャッシュバック、リベートプログラムなどが一般的です。
- ただし、これらのボーナスやプロモーションは個人向けと比べて条件が異なることがあるため、利用前に詳細を確認する必要があります。
海外FX業者の法人口座のレバレッジ制限は個人口座と同じ条件ですか?
回答
- 法人口座と個人口座でのレバレッジ制限は基本的には同じである場合が多いですが、法人顧客にはより柔軟なレバレッジ設定が提供されることもあります。
- 例えば、個人では最大500倍のレバレッジが適用されるのに対し、法人では最大1,000倍のレバレッジが提供されることがあります。
- ただし、レバレッジの適用は規制や業者のポリシーによって異なるため、詳細は各業者に確認する必要があります。
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XMTradingは日本人でも法人口座の開設やトレードをすることができますか?
回答
- XMTradingは現在、日本からの法人口座の新規口座開設の受付を行っていませんので、法人口座の開設もトレードもできません。
- 以前は法人口座の開設も可能でしたが、様々な状況から新規口座開設の受付を行わないことを決定したのでしょう。
- 今後、XMTradingでも法人口座の開設が可能になる可能性もありますが、現時点ではなんとも言えない状況なので、AXIORY(アキシオリー)やFXGTで口座開設するしかありません。
- ボーナスが好きならFXGT、狭いスプレッドが好きならAXIORY(アキシオリー)を選ぶのがおすすめです。
Exness(エクスネス)は日本人でも法人口座の開設やトレードをすることができますか?
回答
- Exness(エクスネス)は現在、日本からの法人口座の新規口座開設の受付を行っていませんので、法人口座の開設もトレードもできません。
- 以前はExness(エクスネス)でも法人口座の開設も可能でしたが、様々な状況から新規口座開設の受付を行わないことを決定したのでしょう。
- 今後、Exness(エクスネス)でも法人口座の開設が可能になる可能性もありますが、現時点ではなんとも言えない状況なので、AXIORY(アキシオリー)やFXGTで口座開設するしかありません。
- ボーナスが好きならFXGT、狭いスプレッドが好きならAXIORY(アキシオリー)を選ぶのがおすすめです。
おすすめ記事→海外FXのおすすめ銀行口座、出金手数料が安いお得な銀行はどこか?
海外FX業者で法人口座を開設するために必要な最低取引量はありますか?
回答
- 多くの海外FX業者では、法人口座に対して最低取引量を設定していない場合が多い傾向があります。
- しかし一部の業者では法人顧客に対して一定の取引量を求めることがありますので、事前にしっかり確認してください。
- 例えば、月間で一定の取引量を維持することを条件に、優遇されたスプレッドや手数料が適用されることがあります。
- 具体的な条件は業者ごとに異なるため、ライブチャットなどで事前に確認しておくことをおすすめします。
海外FX業者の法人口座の解約手続きはどのように行う必要がありますか?
回答
- 法人口座の解約手続きは、各業者によって異なりますが、一般的な手順は下記のようになります。
- 業者への連絡:まず、法人口座を解約する意思を業者に連絡します。
- 残高の清算:口座に残っている資金を全て引き出します。未決済のポジションがある場合は、全て決済する必要があります。
- 必要書類の提出:業者が指定する書類(解約申請書など)を提出します。
- 最終確認:業者が解約手続きを確認し、正式に解約が完了します。
- 法人口座の解約手続きの詳細は、各業者のサポートチームに問い合わせて確認してください。
海外FX業者で安定的に稼げるようになると税金や税率が気になり、それをネックに思って法人口座の開設を検討する人が増えてきます。
毎月安定的に稼げるなら30万円でも法人化するメリットはありますし、稼ぎが安定しない人は50万円や100万円を稼げるようになってかの方が安心かも。
法事口座の開設時にも約定力の高さは重要なポイントだと思いますので、気になる人は下記にを読んでみてください。
おすすめ記事→海外FX約定力ランキング、スリッページなしですべらないFX会社はどこか?
法人口座の開設がおすすめな海外FX業者はどこなのか?
海外FX業者の中には日本人でも法人口座の開設が可能なところがあります。
最大手のXMTradingやExness(エクスネス)は残念ながら現在は日本からの法人口座の開設は認めいないということ。
他にもいくつかありますので、法人口座を開設できるおすすめの海外FX業者の情報を紹介しておくと、
法人口座が開設できる海外FX業者
HFM(エイチエフエム)│海外FX業者のおすすめ法人口座
海外FX業者で法人口座を開設したい人におすすめなのはHFM(エイチエフエム)です。
法人口座の開設方法や必要書類などの情報に関してはこの記事を参考にしてください。
おすすめ記事→HFM(エイチエフエム)の法人口座開設方法、必要書類とメリットやデメリットまとめ!
HFM(エイチエフエム)のFX会社としてのおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 最大で750,000円分(5,000ドル)の入金ボーナスがもらえるので、高額な入金ボーナスを使ったトレードができる。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日の9時〜24時まで対応している。
- 口座タイプが5種類あり、好きな取引口座を開設して好みの取引手法を選んでトレードできる。
- 最大レバレッジは2000倍まで設定できるのでハイレバトレードにも対応している。
- 非常に狭いスプレッド設定が人気でゼロ座(Zero口座)はNDD方式のECN口座になっている。
- コピートレードが人気で実際の取引利益を確認することもできEAのような使い方ができる。
- セントビンセント・グレナディーン諸島の金融庁が発行した金融ライセンスを取得している。(登録番号:22747 IBC 2015)
- 世界で18ヶ国以上に系列会社があり、グループ全体で7個以上の金融ライセンスを取得している。(CySECやFCA、DFSAなど信頼性の高いライセンスも取得済み。)
- 投資家の資金は分別管理されており、会社の運転資金とは完全に分離されている。
- 最大500万ユーロまで補償してくれるRenaissance Insurance Reinventedという民事賠償保険制度に加入している。
HFM(エイチエフエム)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
なし | 最大75万円(5,000ドル) | 最大2000倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.62pips | セントビンセント グレナディーン | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
6種類 | 6種類 | 平日9〜24時 |
狭いスプレッドでトレードしたい人やボーナスも使ってお得にトレードしたい人におすすめの海外FX業者がHFM(エイチエフエム)です。
世界規模の大手海外FX業者なので、安全性や信頼性も高くて海外FX初心者でも安心して口座開設することができるのもおすすめポイントのひとつ。
HFMの運営会社概要やグループ全体で取得している金融ライセンスやHFMの安全性や信頼性に関する情報はこれらの記事を参考にしてください。
おすすめ記事
FXGT│海外FX業者のおすすめ法人口座
海外FX業者で法人口座を開設したい人におすすめなのはFXGTです。
法人口座の開設方法や必要書類などの情報に関してはこの記事を参考にしてください。
おすすめ記事→FXGTの法人口座開設手順、必要書類とメリットやデメリットまとめ!
FXGTの特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 口座開設ボーナスが15,000円、入金ボーナスが最大143万円分もらえるなど、とにかく高額なボーナスが人気のFX会社です。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットもメールサポートも24時間対応している。
- 口座タイプが6種類もあるので好みの取引口座を開設して様々な取引手法でトレードできる。
- 最大6日間のスワップフリー口座があり、中長期トレードでもスワップ負けしにくい特徴がある。
- 金融ライセンスはセーシェル諸島発行の証券ディーラーライセンス番号SD019やCySEC(キプロス証券取引委員会)発行の382/20、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)発行の700601など多数取得している。
- 最大レバレッジは5000倍まで可能なのでハイレバトレードもできる。
- 仮想通貨CFDが充実しており、63種類もの取引銘柄のトレードができる。
- 出金時間が早くて出金面でストレスを感じにくく、出金に関する評判は良いものが多い。
- 投資家の資金は高格付けの優良銀行に分別管理で会社の運転資金とは完全に分離して管理されている。
- 独自のブローカー向け賠償責任保険に加入しており、最大1,000,000ユーロ(約1億円)までのリスク保証がある。
FXGTの基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
15,000円 | 最大143万円 | 最大5000倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.8pips | セーシェル政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
11種類 | 11種類 | 24時間対応 |
高額なボーナスが欲しい人や仮想通貨CFDの取引をしたい人におすすめなのがFXGTです。
FXGTの運営会社や取得している金融ライセンスの情報、開設可能な口座タイプに関してはこれらの記事を参考にしてください。
BigBoss(ビッグボス)│海外FX業者のおすすめ法人口座
海外FX業者で法人口座を開設したい人におすすめなのはBigBoss(ビッグボス)です。
BigBossのFX会社としてのおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 口座開設ボーナスが5,000円、入金ボーナスが最大13,700ドル分もらえるなど、とにかく高額な入金ボーナスが人気のFX会社です。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットもメールサポートも平日なら10時〜25時まで対応している
- 口座タイプが3種類あり、好みの取引口座を開設して様々な取引手法でトレードできる。
- デラックス口座は独自のカスタマイズができることであなた専用の取引口座に成長させることができる。
- 金融ライセンスはセントビンセント・グレナディーン金融庁のLICENCE NO. :380 LLC 2020を取得している(グループ内で3つ取得済)。
- 最大レバレッジは2,222倍まで可能なのでハイレバトレードもできる。
- 非常に狭いスプレッド設定が人気でプロスプレッド口座はNDD方式のECN口座になっている。
- 出金時間は比較的早く、500万円までの出金時の場合は銀行送金でも2〜5営業日程度で着金する
- 投資家の資金は分別管理されており、会社の運転資金とは完全に分離して管理されている。
- 取引する度にBigBossポイント(BBP)がもらえたり、VIP向けのロイヤルティプログラムが充実している。
BigBoss(ビッグボス)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
5,000円 | 最大13,700ドル | 最大2,222倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.47pips | セントビンセント グレナディーン | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
10種類 | 4種類 | 平日10〜25時 |
高額なボーナスが欲しい人や自分専用にカスタマイズした取引口座でトレードしたい人におすすめのBigBoss。
BigBossの運営会社や取得している金融ライセンス情報や、カスタマイズ可能なデラックス口座に関する情報はこれらの記事を参考にしてください。
おすすめ記事
AXIORY(アキシオリー)│海外FX業者のおすすめ法人口座
海外FX業者で法人口座を開設したい人におすすめなのはAXIORY(アキシオリー)です。
AXIORY(アキシオリー)の特徴やおすすめポイントを紹介すると、
おすすめポイント
- 全額信託保全ありで最大2万ユーロまでの補償サービスがある。
- FX初心者でも安心できる日本語サポートがあり、ライブチャットは平日9時〜24時、メールサポートは24時間受付しており回答は1営業日とスムーズに返信してもらえる。
- 口座タイプが5種類あるので、好みのものを選ぶことができる。
- 海外FX初心者から上級者まで使えると評判のFX会社。
- 金融ライセンスはベリーズ政府発行のライセンスNo. 000122/405を取得している。
- 最大レバレッジは400倍と少し低めに設定されている。
- 海外FX業者の中でもトップクラスのスプレッドの低さ。
- 約定力は99.99%と非常に高く、スキャルピングにも向いている。
- スキャルピングの制限がなく、EA(自動売買)での取引も可能。
AXIORY(アキシオリー)の基本スペックをまとめて紹介すると、
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | レバレッジ |
なし | 不定期開催 | 最大400倍 |
スプレッド | 金融ライセンス | ゼロカット |
平均1.8pips | ベリーズ政府 | 適用あり |
入金方法 | 出金方法 | 日本語サポート |
10種類 | 8種類 | 平日9時〜24時間 |
高い約定力と非常に狭いスプレッドで様々な金融商品のトレードをしたい人におすすめなのがAXIORY(アキシオリー)です。
海外FXの法人口座はおすすめか?法人化のメリットやデメリットに関する記事まとめ。
この記事では海外FX業者で法人口座を開設することで、どのようなメリットやデメリットがあるのか。
実際に法人口座が開設可能な海外FX業者はどこなのかということについて説明してきました。
まとめ
法人口座が開設できる海外FX業者
- 海外FXの法人口座とは、法人名義でのみ開設が可能な取引口座になるので、必ず法人設立が必要になります。
- 法人口座を開設する際には、株式会社や合同会社、合資会社などの営利法人が必要になり、フリーランスなどの個人では例え屋号があっても法人口座を設立することはできません。
- 海外FX業者の法人口座と個人口座では取引環境や取引条件は基本的に同じです。
- 海外FXの法人口座は個人口座よりも税制面で優遇されており支払う税金が少なくなることで日本人が注目している。
- 海外FX業者で年間1,000万円以上の収入があるような人、利益が大きいトレーダーほど法人口座を利用するの方がおすすめ。
- 法人口座の開設には非常に多くの書類が必要になるので、やや開設までのハードルが高い。
- 海外FXで法人化するタイミングは年間所得が700万円を超えたところで税率のメリットが発生するので、それをひとつの目安にするのもありです。
<<海外FX業者の法人口座を開設するメリット>>
- 支払う税金が安くなる可能性が高い。
- 経費計上できる項目が増え利益を圧縮できる。
- 損益通算ができる範囲が広がる。
- 損失を最大10年間繰り越すことができる(繰越控除)。
- 利益を使って別事業を行うこともできる。
- 決算時期を自由に決めることができる。
<<海外FX業者の法人口座を開設するデメリット>>
- 法人設立のための費用やコストが発生する。
- 最終利益が赤字でも納税しなければならない。
- 含み益でも課税対象として申告する必要がある。
- 利益が会社の資産なので自由に出金したり使えなくなる。
- 税理士や社労士などの顧問費用が発生する。
- 事業に失敗し法人を解散する際にも費用が必要になる。
最後にもう一度、海外FX業者の法人口座と個人口座の違いを一覧で紹介しておくと、
項目 | 個人口座 | 法人口座 |
名義人 | 個人名 | 法人名 |
最高税率 | 約55%(住民税含む) | 約30.62% |
経費の範囲 | 限定的 | かなり広い |
損失繰越 | できない | 最大10年間 |
損益通算 | 少しできる | かなり広い |
含み損益 | 計上なし | 計上あり |
税務申告 | 確定申告 | 決算が必要 |
赤字の納税 | 不要 | 必要 |
設立費用 | 無料 | 25万円前後 |
法人維持費用 | なし | 最低7万円 |
海外FXで数百万円の利益を獲得して確定申告や納税をすると税金の高さに法人口座の開設を考える人が多くなります。
確かに法人口座の方が税率も低く経費も自由に使えて、損益通算や損失繰越などのメリットがあるのは魅力的なこと。
ただ海外FXのみで法人化することで様々な維持コストが発生しますので、安定的に稼ぎ続ける自信がある人だけにした方が良いと思いますよ。
この記事でもいくつかの海外FX業者を紹介してきましたが、法人口座の開設におすすめなのがHFM(エイチエフエム)です。
HFMは高額な入金ボーナスだけではなく、ロイヤルティプログラムを利用することで様々な特典に交換できるHFMバーがもらえるメリットも。
ゼロカットシステムがあることで、最大2000倍のハイレバトレード時でも追証なしで借金のリスクがない安全なトレードができます。
スワップフリー対象銘柄のトレードをすれば、スワップポイントによる損失リスクがなく余計なコスト負担が不要なのもおすすめポイントのひとつ。
コピートレードも充実しており、EA(自動売買システム)なしでも自動で稼げる仕組みも用意されているおすすめの海外FX業者のHFM。
狭い平均スプレッドが提供されていることもHFMが他の海外FX業者よりも稼ぎやすい理由のひとつなので、この機会に口座開設してみてはいかがでしょうか。
国内FX会社よりも多くの取引チャンスがあり、多くの金融商品をリスクなくハイレバトレードができると評判の海外FX業者。
どのような違いや特徴があるのか、何を基準に会社選びを行えばよいのかなどの情報を知りたい人はこの記事を参考にしてください。